みらい図鑑

Vol.20 「ひまわり」 北海道・北竜町

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太陽の下で元気いっぱいに笑う夏の花、「ひまわり」。
ひまわりが150万本、目に飛び込んでくる景色を皆さんは想像できますか?

そんな風景に出会える場所が、北海道・北竜町にあります。
札幌と旭川のちょうど中間あたりに位置する人口2000人の町、北竜町。
「ひまわりの里」と呼ばれ、その規模は日本一を誇ります。



1979年、当時の農協職員が、農協研修で訪問した旧ユーゴスラビアのひまわり畑に
感動したことがきっかけで栽培がスタートしました。

そんな北竜町で、今日から「ひまわりまつり」が始まっています。
北竜町役場・南波 肇さんのお話です。

「ひまわりの里は東京ドーム5つ分もある大きな畑で150万本のひまわりが、
ちょうど地平線につながるように咲きみだれるところです。
毎年、ひまわり見てきていますが、見る人がとても元気になる素晴らしい花だと思います。」



過去には、台風や竜巻による大被害を受けたひまわりの里。
襲ってきた困難に立ち向かい、北竜町民が一丸となり復興活動に取り組み、
ひまわりを守ってきました。

そして、北竜町は高齢化率40%という現状を抱えながらも、
元気に、さらなる取り組みを始めています。

「現在、北竜町では、ひまわりを使った油、お菓子などの製造も取り組みも始めています。
見るだけではなく、食するひまわりということにも力を入れてがんばってきております。」

町の人々が守り続けてきたひまわりが、今度は町を元気にしてくれる、
そんな北竜町のひまわり、100年後には200万本にも300万本にもなっていてほしいですね。

「ひまわりまつり」は8月21日まで。
30日以上にわたって満開のひまわりを鑑賞できる日本の絶景です。
150万本のひまわりと町の皆さんのパワーのおすそ分けをいただきに、
是非、北竜町を訪れたいですね。

Vol.19 「サイダー“ダイヤモンドレモン”」 兵庫県西宮市

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今回のタカラモノは、100年以上という長い歴史を持ったサイダー、
「ダイヤモンドレモン」です。

兵庫県の西宮市にある「布引礦泉所(ぬのびきこうせんしょ)」が作っています。
「ダイヤモンドレモン」は1914年(大正3)に誕生。




サイダーは、水に砂糖を加え、炭酸ガスを注入し、香料を入れるだけのシンプルな飲み物。
水は社名にも由来する神戸・布引の水、香料はフランス産の高級品を使用、
そして、昔ながらの砂糖を使って、100年前と変わらぬ方法で作られています。

「布引礦泉所」代表、石井恭子さんにお話を伺いました。

「子供のころから、ずっと、このダイヤモンドレモンが大好きで、
もし私がこの会社に入って継がなければ、この商品、世の中からなくなってしまうのでは
ないかなと思ったのが一番最初のきっかけで、
これは絶対、私自身がなくしたくないと思った商品なので、今も作り続けています。」

作り手として、このサイダーを誰よりも愛する石井さんの、
“ゆずれないこだわり”もあるそうです。

「どんどん世の中って便利になっていくんですが、
そのなかでも、ちょっと不便かもしれないんですけど、ビンにこだわっているんですね。
もちろんリサイクルの意味もあるんですが、
味わいが変わらず飲めるのがビンのいいところだと思うので、
これからも作り続けたいと思います。」



かつては人の手で1本ずつ巻かれていた瓶の口の銀紙は、
当時は高級品であったことを今に伝えるアイテムの一つです。
そして、昔のままの瓶だからこそ、
「原料も製法も変えずにそのままのおいしさを、今につなぐことができた」と石井社長。

「ダイヤモンドレモン」は、紅茶と合わせるティーソーダや、果物にかけるフルーツポンチも
オススメだそうです。
大正時代から変わらない国産のソーダ。
100年後の未来にも栓抜きのいい音が響いていますように。

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