みらい図鑑

Vol.2「ジーンズ」 岡山県倉敷市

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ジーンズ

今回ご紹介するタカラモノは、岡山県倉敷市で生産されているメイド・イン・ジャパンの
「ジーンズ」です。

ジーンズといえば外国産というイメージが強いかもしれませんが、
日本でも質の良い国産ジーンズが古くから生産されていて、その発祥地が岡山県倉敷市。
「デニムの聖地」と言われています。

昔から綿花の栽培が盛んなこの土地では、綿を利用した木綿繊維業が発展、
日本でも有数の繊維産業の地として成長しました。

岡山で初の国産ジーンズが発売されたのが1965年。
デニム生地の生産、縫製、洗い加工など、各工程に関する多くの企業が生まれ、
その品質の高さから、世界からも注目を集める産業へと発展を遂げました。





現在、岡山には数多くのジーンズメーカーがあり、
熱い志を持ったいくつかのメーカーが集結して「岡山デニム共同組合」を設立。
ジーンズを岡山の文化として高めていくことによって、地域の活性化にも一役買っています。

そのうちのひとつ、「Klax-on」でつくられているのが「倉敷天領デニム」というブランド。
オーナーの浜本とおるさんにお話を伺いました。

「ぼくたちの会社では”倉敷天領デニム”というジーンズを作っています。
糸、生地、シルエット。いまの世の中では非効率的と言われるのかもしれませんが、
徹底的にこだわりを持ったデニムです。
毎日履くものだからこそ、カッコいいだけでなく、その生産過程にも、
おもいっきりこだわったジーンズを作りたいと思っています。」



通常のファッションに捉われない、慣れ親しんだライフスタイルの一部に成りえるような
ブランドを目指しているという倉敷天領デニム。
その発信基地である倉敷が世界に誇る日本のジーンズ、
世代を越えて100年後も愛される1本をこれからも数多く生み続けてほしいですね。

Vol.1 「めがね」 福井県鯖江市

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1回目の舞台は福井県鯖江市。ご紹介するタカラモノは「めがね」です。
鯖江市は、日本のめがねフレーム生産90%以上のシェアを誇るまち。
“めがねの聖地”と呼ばれ、鯖江市で働く人の6人に1人がめがねの仕事に携わっているんだそうです。

その歴史は100年以上も前に遡ります。
農業以外に産業がなかった地域の暮らしを発展させるために、
農家の副業として始まったのがめがねづくりでした。

手作業から始まっためがねの生産が、次第にパーツごとの専門業に分かれていき、
鯖江のまち全体が、ひとつの大きな工場として形作られていったのです。

1981年、世界で初めて軽くて丈夫なチタン製めがねの開発・生産をおこなったことで、
国際的なめがねの産地としての地位を築いた鯖江市。
現在もさらなる技術とオリジナリティを世界へ発信し続けています。

そんな鯖江市に行ったら訪ねてみたくなるのが、鯖江のめがねの全てがわかる
「めがねミュージアム」。どんなことが体験できるのでしょうか?

こちらにある“めがねショップ”の眼鏡士、高宮隆祥さんから、こんなメッセージを頂きました。

「ここでは、世界に一つだけのオリジナル眼鏡を手作りできる、めがねづくり体験教室も
おこなっています。素材選びから、削り出し、ヤスリ仕上げなど、
めがねの聖地で実際に日本のものづくりにぜひ触れてください。
もちろん、鯖江で作られた最新のめがねの展示販売もおこなっていますよ。」




100年前から伝統のモノヅクリの技術が息づくまち、福井県鯖江市。
100年後にもこのまちの取り組みを伝えていきたいですね。

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