2020年03月15日

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
『なにかが首のまわりに』
(河出文庫)

やがてアメリカ人の男性と知り合い、首に巻きついていたものがゆるみ始める主人公。そのふたりの結びつきを描く中で、国籍の違いや人種、民族の問題なども見えてきます。作者チママンダ・ンゴズィ・アディーチェは、1977年にナイジェリアで生まれ、19歳の時、奨学金を得てアメリカに渡り、大学で学びながら小説を書いていました。その経験をとおして生まれた作品には、人と人がつながることの難しさと素晴らしさが繊細に描かれています。2013年には、ビヨンセが自分の曲の中にアディーチェの発言「フェミニスト・・社会、政治、経済において男女平等の信念を持つ人」をそのまま使うなど、オピニオンリーダー的存在にもなっています。

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