心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

今までにもリスナーの方から沢山のリクエストをいただいている「夏への扉」。アメリカの作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説です。来年の2月には、山�ｱ賢人さん主演の日本映画も公開予定。また今月の3日には、翻訳を一部見直したハヤカワ文庫の新版も出版されました。番組内では、旧版の翻訳で味わってみましたが、新版が出た12月3日はこの小説にとって意味のある日。というのも主人公のダンが、1970年12月3日に、「夏への扉」を探しているところから物語がはじまります。50年代当時ハインラインが考えた近未来には、どんな世界が描かれているのでしょうか？

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