メッセージ
today's topic

人の死を体験した少年たちが、一瞬にして大人になっていくというストーリー。小川さんは『人生で初めて“死”を意識したときのことを思い出すと、自分を知る手がかりになるかも』とおっしゃっていました。私の場合は4歳ぐらいの時でしょうか。初めてお葬式というものに参列したのですが、黒ずくめの会場、大人の涙、棺や遺体がとにかく怖くて、その時出た「うなぎ」が今でも苦手な食べ物です。確かに子供に「死」は、計り知れない衝撃を与えるものかも。あれから30年経っても食べられないうなぎに、そんなことを考えさせられました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2009年08月02日
井上靖
『天平の甍』

2009年07月26日
谷崎潤一郎
『細 雪』<第二週>

2009年07月19日
谷崎潤一郎
『細 雪』<第一週>

2009年07月12日
田辺聖子
『しんこ細工の猿や雉』
<第二週>

アーカイブ
Summer Garden〜「夏の庭」オリジナルサウンドトラックより/セルジオ&オダイル・アサド
湯本さんにこの小説を書くようにすすめたのは映画監督の相米慎二さん。その相米さんが映画「夏の庭」を監督。音楽を担当したのはブラジル人のギター・デユオ、セルジオ&オダイル・アサドです。
虹 (屋久島ドメニカバージョン)/森山直太朗
屋久島の小学生の歌声がすてきです。
「僕らの出会いを誰かが別れと呼んだ、僕らの別れを誰かが出会いと呼んだ。」という歌詞も「夏の庭」とあっています。

さよなら夏の日/山下達郎
「ぼくらは大人になって行くよ さよなら夏の日」です・・・。ちなみに、「夏の庭」で活躍する小川さんのお気に入りの男の子は魚屋さんの子”山下くん”です。

 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。