メッセージ
today's topic

キャラクターグッズなどでもお馴染みのピーターラビットの絵。今回絵本をじっくり読んで、「あの絵はこういう話のワンシーンだったんだ」と改めて知り、同時に細かいところまでじっくり鑑賞してみると、よりいっそうピーターへの愛おしさがこみ上げてきました。私がたまらなく好きなのは、ピーターが「もうだめだー」と思って泣くシーンや、命からがら家に帰ってきてぐだっと伸びちゃっている場面。可愛らしいのはもちろん、いつか湖水地方でウサギを見る機会があったなら、そのしぐさから本当に「もうだめだー」という声が聞こえてきそう・・・そんなリアルさもたたえています。作者のポターが動物たちを愛し、いかに愛情深くその行動を見守ってきたのかが伝わってくる作品です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2011年5月15日
クレア・キップス
『ある小さな
スズメの記録』

2011年5月8日
佐野洋子
『シズコさん』

2011年5月1日
井上靖
『あすなろ物語』

2011年4月24日
シェイクスピア
『ロミオとジュリエット』

アーカイブ
サン・サーンス:組曲「動物の謝肉祭」より「鳥かご」/フィルハーモニア管弦楽団
ピーター・ラビットにはさまざまな動物が登場し、まさにカーニバル。サン・サーンスはポターと同じ時代の作曲家です。
ダンスを教えて/ケイティ・メルーア
ポターを、レネー・ゼルウィガーが演じた2006年の映画「ミス・ポター」のテーマソング。

ヒア・カムス・ザ・サン/ビートルズ
ビートルズナンバーから自然が感じられるこの曲を。イギリス湖水地方を思い浮かべて。

 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。