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お上の規制も翻訳の困難もものともせず、庶民たちが愛し、欲した江戸時代のイソップ物語。今を生きる私たちもよく知る数々の寓話が、江戸の人たちに伝わるようアレンジされているのが秀逸!しかも絵入本の挿絵の面白さといったら抱腹絶倒です。動物たちも、地味顔の人間たちも表情豊かで躍動感があり、特にダメ人間(動物)にツッコミを入れる人物(動物)のドヤ顔は見逃せません。ところで先週、私が戒めのため手帳に書き付けた芭蕉の句が、『伊曾保物語』でも「口は災いの元」の話の〆に登場しているではありませんか!これはもう芭蕉先生とイソップからの啓示としか思えません・・・くわばらくわばら。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2018年09月23日
大岡信『折々のうた 春夏秋冬・秋』
2018年09月16日
若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』
2018年09月09日
サンドラ・シスネロス
『マンゴー通り、ときどきさよなら』

2018年09月02日
泉鏡花『天守物語』

アーカイブ
イソップの饗宴(すべての短調による12の練習曲 ホ短調 作品39)/アルカン作曲、森下唯(ピアノ)
アルカンは、ショパンの友人でもあった19世紀の音楽家。森下唯さんによると、これは、イソップ物語の動物たちが賑やかに登場する様子を表現しているとのことです。
ありの歌/やなわらばー
♪蟻は今日も働いている♪で始まり、なにやらイソップ風のストーリーが・・。アニメ「くれよんしんちゃん」のエンディングテーマでもありました。
BLOWING IN THE WIND 風に吹かれ続けている/中川五郎
中川五郎さんはシンガーソングライターで、翻訳家。ボブ・ディランの詩の対訳もてがけられています。自分で歌う歌詞は、BLOWINGを強調し、一般的な「風に吹かれて」ではなく「吹かれ続けている」としました。答えが風に吹かれ続けているならいつかつかめるかもしれないという希望を込めて。翻訳の日にちなんで。
 
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