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昭和の初めのベストセラー『放浪記』。どこまでも続く貧乏生活、果てのない金策、言いよる男にはときめかず、好きになるのはダメ男ばかり…そんな毎日の愚痴が溢れているこの作品は、当時の世の中のほとんどだった貧しい人々にとって「自分たちの仲間からこんな文才ある人が現れて、良くぞ我々の生活の苦しさを代弁してくれた!」と嬉しく、それがヒットに繋がったのかもしれませんね。辛酸を舐めるような毎日で読んでいる私たちも辛くなりますが、ここまでくるとユーモラスにも見えてくるのが不思議なところ。今ならblogやSNSで発信したら相当数のフォロアーがつきそう!…炎上も度々しそうですが。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年01月26日
マグダ・オランデール=ラフォン『四つの小さなパン切れ』
2020年01月19日
スチュワート・ダイベック『冬のショパン』
2020年01月12日
山本有三『路傍の石』
2020年01月05日
沢村貞子『私の浅草』

アーカイブ
旅愁/ダークダックス
「放浪記以前」の冒頭に出てくる歌です。九州の小学校で歌った時からこの曲に侘しい気持ちを抱く放浪生活、自らを「宿命的に旅人である」と表しました。
エクサイル(流浪)/エンヤ
幼いころから、そして東京に出てきても放浪をつづけ、貧しさに苦しむ芙美子。寒さや飢え、不安は想像にあまりあります。
人生は夢だらけ/椎名林檎
文学への夢を捨てなかった芙美子にささげたい、と小川さん。♪この世にあってほしいものを作るよ、きっと違いの分かる人はいます。私の人生、鱈腹味わいたい、誰かを愛したい、この人生は夢だらけ♪
 
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