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ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
personality 丸山茂樹
ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
日本はもちろん世界で活躍をしているプロゴルファー丸山茂樹氏が、"スポーツ" "ビジネス" "エンターテインメント"など様々な世界の第一線で活躍する方をゲストに迎え、「チャレンジ」「教育」「マネジメント」「ゴルフ」など、幅広いテーマでトークを繰り広げる、ラジオ番組を舞台とした異業種マッチプレーをお届けします。
personality 丸山茂樹
2022.5.20
流れ星☆ちゅうえいが明かすコンビ結成裏話…相方・瀧上は「4人いた候補の4番目だった」

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。5月14日(土)の放送は、お笑いコンビ・流れ星☆のちゅうえいさんをゲストに迎え、お届けしました。


ちゅうえいさん(左)とパーソナリティの丸山茂樹



◆お笑いの道を志したのは“勘違い”から?

丸山:ちゅうえいさんは岐阜県出身で、2000年に高校の同級生の瀧上伸一郎(たきうえ)さんと流れ星(※2021年3月に流れ星☆に改名)を結成と。コンビを結成しようとしたのは?

ちゅうえい:誘ったのは僕なんですよ。高校のときの文化祭で瀧上と僕とあと3人の合計5人でお笑いコントみたいなことをやって。吉本印天然素材(かつてナインティナインやFUJIWARAなどで結成されたユニット)がやっていたネタを丸々パクってやったんです。

丸山:なるほど。

ちゅうえい:元ネタが面白いから、面白いじゃないですか。文化祭でウケたのは、自分たちの才能でウケたと勘違いしちゃって。

丸山:うん(笑)。

ちゅうえい:その勘違いがきっかけで、そこから“お笑い”が僕の頭の隅に残っていて、高校を卒業して上京したんです。大学受験に失敗したんですけど、兄が東京にいたので、東京の予備校に通って。

丸山:うん。

ちゅうえい:で、瀧上の親は美容師だったので、後を継ぐつもりで大阪の美容専門学校に行っていて。

丸山:なるほど。

ちゅうえい:お互い1年制だったので、卒業して。僕は拓殖大学に無事受かったんですけど、まだ(合格発表前で)受かるかどうかわからないときに、大阪までわざわざ行って瀧上のことをくどきに行って。

丸山:うん。

ちゅうえい:というのも、高校のときに一緒にネタをやったのは僕以外に4人いたんですけど、第一希望から順番に誘っていって断られて、第四希望が瀧上だったんです。

丸山:そうなの(笑)?

ちゅうえい:4人いた候補のなかの4番目なんで、僕からしたら「本当に、お前しかいないんだ!」って懇願しに行ったんですよ。

丸山:なるほど。

ちゅうえい:僕のなかでは“ラストワン”のつもりで「お前しかいないんだ!」って言ったのに、相方は勝手に“オンリーワン”ととらえてくれちゃって。

丸山:ハハハハハ!

ちゅうえい:全然違う温度感で「わかった。じゃあ、やろうか」って言われて(笑)。

丸山:(笑)。それは後でバレなかったの?

ちゅうえい:後で言ったつもりでいたんですけど、(コンビ結成して)10年後ぐらいのお笑い雑誌の取材で、知っているもんだと思ってそのことを話したら、「えっ、そうだったの!?」って言われて、すげぇ変な空気になっちゃって(苦笑)。

丸山:ハハハハハ! 10年間、何も知らないでいたんだ(笑)。幸せだね。

ちゅうえい:「あれ!? 言ってなかったっけ?」なんて。

◆無所属で路上コントから活動開始

丸山:吉本印天然素材のネタを真似ていたのに、吉本興業に行こうとは思わなかったんですか?

ちゅうえい:そのとき、「僕が大学に受かったら東京に来てね。もし受験に落ちたら大阪に行くよ」って言ったんです。

丸山:そっかあ、大学に受かっちゃったから。お笑いの人ってどういうふうに事務所を選ぶの?

ちゅうえい:僕らは岐阜出身なので右も左もわからなくて。お笑い業界の先輩に岐阜出身の先陣もいなかったので“どうしたらいいのかな……”って思っていたら、「とりあえず路上コントをやろう!」ってなって。

丸山:ほぉ~、バンドみたいにね。

ちゅうえい:下北沢が僕と相方が住んでいるところのちょうど真ん中だったので、そこでほぼ毎日路上コントをやっていたら、プロダクション人力舎のネタ見せの作家さんがたまたま見て気に入ってくれて、名刺をくださったんです。

丸山:うん。

ちゅうえい:「○月○日にネタ見せがあるから、3分ネタを用意して来て」って言われて。当時、“3分ネタってなんだろう?”ってそのぐらいのレベルだったんですけど、「わかりました」って。

丸山:(笑)。

ちゅうえい:とりあえず“3分でコントをやればいいんだ”と思ってネタを作って、当日にネタ見せに行って。で、瀧上が「ちゅうえい、お前緊張すると飲まれちゃうから、高いテンションでいけるように景気づけに最高級の栄養ドリンクを買ってきたから」って2,000円ぐらいする栄養ドリンクをくれて。

丸山:うん。

ちゅうえい:そしたらカッカカッカしてきて。僕のなかでは普通にやっているつもりだったんですけど、すげぇ早口だったらしくて3分ネタが1分で終わって。

丸山:ハハハハハ!

ちゅうえい:ネタを見てくれていた作家さんが、「あれ!? こんな早口スタイルのコントだったっけ?」って(苦笑)。ちょっと違うなってことで人力舎は落ちて。それで、“どこかオーディションを受けられるところはないかな”と思って探していたら、ホリプロが見つかって。

丸山:うん。

ちゅうえい:で、ホリプロを受けに行ったら、70組中、合格者は2組だったんですけど、なぜか僕らはそれに入りまして。

丸山:70組中2組しか入れないの!? 相当厳しいね。

ちゅうえい:僕たちも「えっ!?」ってビックリしちゃって。でも、ホリプロではすぐに(レベルが)ついていけなくなって挫折して辞めて。それでまた路上コントに戻ったときに、ホリプロのときにお世話になっていた人の知り合いが浅井企画のアニマル梯団さんで。

丸山:へぇ~。

ちゅうえい:コアラさんが「俺から(事務所に)話しておくからオーディションにおいでや」って。それで浅井企画のオーディションに受かった後に、ネタを見てくれていた方に「あのとき、コアラさんにひと声かけていただいてありがとうございます」ってお礼を言ったら「えっ!? 何も聞いてないよ」って。

丸山:ハハハハハ!

ちゅうえい:それで浅井企画に入ったんです。「コアラさん、言ってくれてなかったじゃないですか~!」って言ったら「そんなこと言ってたっけ?」って(笑)。

次回5月21日(土)の放送も、引き続きちゅうえいさんをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!

「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。

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聴取期限 2022年5月22日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/

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