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ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
personality 丸山茂樹
ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
日本はもちろん世界で活躍をしているプロゴルファー丸山茂樹氏が、"スポーツ" "ビジネス" "エンターテインメント"など様々な世界の第一線で活躍する方をゲストに迎え、「チャレンジ」「教育」「マネジメント」「ゴルフ」など、幅広いテーマでトークを繰り広げる、ラジオ番組を舞台とした異業種マッチプレーをお届けします。
personality 丸山茂樹
2020.3.27
バレーボール元日本代表・山本隆弘、エースの重圧に「何回ユニフォームを脱ごうと思ったか…」

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。3月21日(土)の放送は、バレーボール元日本代表の山本隆弘さんが登場しました。

山本隆弘さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹



山本さんは、1978年生まれで鳥取県出身。中学1年生のときにバレーボールを始め、名門・鳥取商業高校へ進学。1年からレギュラーに抜擢され、全国大会に出場を果たしたほか、全日本ジュニア代表や全日本ユース代表にも選出。

その後、日本体育大学に進学し、全日本代表に選出され、エースとして日本デビューを果たしました。サウスポーから繰り出す強烈なスパイクを武器に、2003年のワールドカップでは、ベストスコアラーとMVPを獲得するなど日本のエースとして活躍し、2008年北京オリンピックに出場。

現役引退後は、バレーボールの解説や普及活動、メディア出演等で活躍中。2019年6月にはT-FIVE VOLLEYBALL アカデミーを開講し、選手の育成にも力を入れています。

◆日本人選手のレベルは?

丸山:(男子日本代表が)世界の高い壁に立ち向かえるようになった理由は?

山本:サーブが非常に良かったので、普通であれば攻撃が4~5枚くるんですけど、サーブで攻めている分、攻撃枚数が絞れてブロックとレシーブをはめ込むことができた。

丸山:日本の選手は、海外選手のレベルの高さには追い付いているんでしょうか?

山本:海外に渡っている選手も増えてきていますし、国内のリーグでも世界のトップ選手がけっこう来ていますから、高さ慣れしてきていると思います。

丸山:山本さんは201cmと2メートルを超えていますけど、なかなか日本人ではねぇ。

山本:世界では普通なので。大きい人だと218cmとか。

丸山:そんなに大きいの!? 日本って身長が高いと、子どものころからなんとなくバレーボールやバスケットボールをやるじゃない?

山本:僕は小学生のとき小さかったですよ。卒業のときは158cmでした。

丸山:そこから50cm近く伸びちゃったと……嘘でしょ!? バレーボールの世界で生きていこうと思ったのは?

山本:始めたころは全然なかったですよ。中学1年のときに始めたんですけど、部員は2人でしたから。

丸山:バレーボールとして成立していないじゃないですか。

山本:成立していないから入部したんですよ、楽なので(笑)。小学校のときは野球とサッカーをやって、中学では陸上をやったけどやめたんです。すぐに諦めちゃう子どもだったので、スポーツは向いていないなって思っていたときに声をかけられて。本格的にやったのは高校からですね。

丸山:そうなんだ。

山本:高校での練習は厳しかったんですけど、今まで我流でやっていたプレーが、専門的に教えてもらえるようになると、すごく簡単になってきて、それが楽しくなって。

丸山:(スタートは)遠回りしていたんだね。

◆エースとしての葛藤

丸山:2008年北京オリンピックの思い出は?

山本:オリンピックに出場しましたけど、正直あまり印象がないんですよ。開会式はすごく感動しました。ただ、試合に関しては1勝もできなかったですし、全く思い出がないんです。オリンピック出場を決めたのが6月で、8月が本番だったんですけど、6月にピークを持ってきていたから、オリンピック本番にピークを持っていくことができなくて。

丸山:そういう難しさもあるんですね。「エース山本」と呼ばれて日本のバレーボール界を背負ってきましたけど、責任を感じました?

山本:しょっちゅう感じていましたよ。何回ユニフォームを脱ごうと思ったかわからないくらい。

丸山:エースであるが故に、勝っても山本、負けても山本と言われるくらい、ずっとプレッシャーを感じてきたと思いますけど。プレーから学んだことや次世代にこんなことを教えていきたいということはありました?

山本:チームスポーツなので自分1人でプレーするのは良くないと思っていたんですよ。だけども、勝っても山本、負けても山本と言われるようになってから、例えば自分がスパイクを100%決めても、負けたら山本と言われる。そういう部分にすごく葛藤があって……一度だけ、世界選手権のときに「全部トスを持ってきて」とセッターに要求したんです。それで試合に勝ったからいいのはいいんですけど、個人技に走ってしまったなって。

丸山:なるほど。

山本:当時のリベロが「あいつは真のエースになった」と言ってくれて、自分のポジション的に全部トスを呼ぶことは問題ないんだなということを感じて、まずそこで自分自身変われたのが、一番大きいですね。

次回3月28日(土)の放送も、引き続き山本さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!

そして、JFN PARKでは丸山茂樹のスピンアウト番組「MARUYAMA RADIO」が配信中! 丸山プロがゴルフに関する質問、疑問、人生相談などに答えます。音声は「JFN PARK」アプリで聴くことができます。

丸山プロへの質問・メッセージは、番組Webサイトからぜひお送りください! また、番組Instagramでは、ゲスト写真などをアップしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

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聴取期限 2020年3月29日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm

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