2021.1.8
◆時松プロの代名詞、ベースボールグリップ
丸山:選手会長として、ゴルフ界をどうしていきたいですか?
時松:去年は、(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)全試合無観客での開催でした。やはりプロゴルファーはお客さまに(プレーを)お見せするのが仕事、使命だと思いますので、(早く収束して)ギャラリーの方に観戦しに来ていただきたいですね。
丸山:シーズンオフが長いから、モチベーションを保つためにも(今シーズンに向けた)明るい話を早く聞きたいよね。
時松:そうですね。
丸山:源ちゃん(本名・源蔵の愛称)といえばベースボールグリップ(テンフィンガーグリップ)だけど、お父さんに教わったの?
時松:篠塚(武久)先生に習わせていただいて。始めた当時、ゴルフの知識がまったくなかったので野球握りでやっていたんだと思います。
丸山:5歳の頃だもんね。それから1回も親指を乗せて握ったことがないんでしょ?
時松:はい。ジュニアのときには、いろいろなプロの方に「そのグリップ(握り方)じゃ……」ってよく言われました。“人と違うな”とは思いながらも、篠塚(武久)先生は「間違っていない」とずっとおっしゃってくれていたので、複雑な気持ちでしたけど、続けようかなと。
丸山:なるほど。僕は途中からベースボールグリップにしたんだけど、左も右もけっこうフックじゃない? 源ちゃんのウィークポイントは、アプローチだと思っていて。単純なアプローチはできても、チャレンジアプローチはあまり得意じゃないようにも見えるし。
時松:嫌いですね。
丸山:グリップの多少の右手のアレンジはあってもいいんじゃないかな。スライスに多少できないと、球の勢いを殺すことができないから、左手の甲をウィークにするか。源ちゃんは(左右ともに)シャット・シャットでしょ? ガツンと打つのは得意だけど、ふわっと打つのは苦手だよね?
時松:はい。丸山プロを見習っているんですけど、体がいうことをきかない(苦笑)。
丸山:もっとオープンで打てるようになったら、全然違うんじゃないかなって思うんだけど。今度また、どこかで一緒にゴルフしようよ。
時松:ぜひ、お願いします。
◆時松隆光プロのシーズンオフは?
丸山:源ちゃんは、いつもどんなシーズンオフを過ごしているの?
時松:僕は福岡なので、所属させていただいているゴルフ場があるので、基本、大雨や大雪でなければゴルフ場の敷地内のどこかでゴルフしながら遊んでいると思います(笑)。
丸山:フィジカルの部分は?
時松:30分走るだけです。
丸山:むちゃくちゃ我流だね(笑)。
時松:トレーナーもいないので、どれが正解かわからなくて……いずれはトレーナーをつけないといけないなと思っているんですけど。
丸山:そう? 別にいいんじゃない?
時松:去年、ブライソン・デシャンボー選手が400ヤードを飛ばす時代がきて、僕なんか250~260ヤードなので。
丸山:それはないよ。280ヤード以上いっているよ。
時松:頑張って振ればですね。
丸山:でしょ、大丈夫だよ。スタイルだから。彼みたいになろうと思って、体を鍛えて大きくなったとしても、日本人選手だとそんなにスピードが出ないと思う。320ヤード以上飛ばす選手ってもともと素質がある人でしょ?
時松:確かに。
丸山:やっぱりゴルフってバランスだし、去年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最後を観ていても、ああいう場面でパーをきちんとセーブしてくるところだと思うんだよね。18番でみんなボギーを打って、チャン・キムに簡単にトロフィーを渡してしまうのはどうなんだと。ショットよりも詰めの部分、1番大事な部分を忘れているんじゃないかなって気がするんだよね。
◆2021年は、優勝を目指して
丸山:選手会長として、そして選手として今年1年の抱負を聞かせてもらえたらと思います。
時松:個人的には、2018年から優勝できていないので、そこを目指して一生懸命に頑張りたいと思います。選手会長としては、全国のゴルフファンの方に男子プロの魅力をお伝えすることが使命だと思います。
丸山:うん。
時松:最近は若手がすごく元気なので、そこも観ていただきながら、シニアとレギュラーツアーと、二足の草鞋を履いてやっているベテランプロもいらっしゃるので。同じフィールドに親子くらいの年齢の選手がいることも男子プロならではのいいところだと思うので、今年もぜひ応援していただければと思います。
次回1月9日(土)の放送は、元プロ野球選手の宮本慎也さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
「AuDee(オーディー)」では丸山茂樹のスピンアウト番組「MARUYAMA RADIO」が配信中! 丸山プロがゴルフに関する質問、疑問、人生相談などに答えます。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができます。
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聴取期限 2021年1月10日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
「ゴルフファンに男子プロの魅力をお伝えすることが使命」時松隆光が語る選手会長としての思い
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。1月2日(土)の放送は、前回に引き続き、プロゴルファーの時松隆光(ときまつ・りゅうこう)選手が登場しました。
◆時松プロの代名詞、ベースボールグリップ
丸山:選手会長として、ゴルフ界をどうしていきたいですか?
時松:去年は、(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)全試合無観客での開催でした。やはりプロゴルファーはお客さまに(プレーを)お見せするのが仕事、使命だと思いますので、(早く収束して)ギャラリーの方に観戦しに来ていただきたいですね。
丸山:シーズンオフが長いから、モチベーションを保つためにも(今シーズンに向けた)明るい話を早く聞きたいよね。
時松:そうですね。
丸山:源ちゃん(本名・源蔵の愛称)といえばベースボールグリップ(テンフィンガーグリップ)だけど、お父さんに教わったの?
時松:篠塚(武久)先生に習わせていただいて。始めた当時、ゴルフの知識がまったくなかったので野球握りでやっていたんだと思います。
丸山:5歳の頃だもんね。それから1回も親指を乗せて握ったことがないんでしょ?
時松:はい。ジュニアのときには、いろいろなプロの方に「そのグリップ(握り方)じゃ……」ってよく言われました。“人と違うな”とは思いながらも、篠塚(武久)先生は「間違っていない」とずっとおっしゃってくれていたので、複雑な気持ちでしたけど、続けようかなと。
丸山:なるほど。僕は途中からベースボールグリップにしたんだけど、左も右もけっこうフックじゃない? 源ちゃんのウィークポイントは、アプローチだと思っていて。単純なアプローチはできても、チャレンジアプローチはあまり得意じゃないようにも見えるし。
時松:嫌いですね。
丸山:グリップの多少の右手のアレンジはあってもいいんじゃないかな。スライスに多少できないと、球の勢いを殺すことができないから、左手の甲をウィークにするか。源ちゃんは(左右ともに)シャット・シャットでしょ? ガツンと打つのは得意だけど、ふわっと打つのは苦手だよね?
時松:はい。丸山プロを見習っているんですけど、体がいうことをきかない(苦笑)。
丸山:もっとオープンで打てるようになったら、全然違うんじゃないかなって思うんだけど。今度また、どこかで一緒にゴルフしようよ。
時松:ぜひ、お願いします。
◆時松隆光プロのシーズンオフは?
丸山:源ちゃんは、いつもどんなシーズンオフを過ごしているの?
時松:僕は福岡なので、所属させていただいているゴルフ場があるので、基本、大雨や大雪でなければゴルフ場の敷地内のどこかでゴルフしながら遊んでいると思います(笑)。
丸山:フィジカルの部分は?
時松:30分走るだけです。
丸山:むちゃくちゃ我流だね(笑)。
時松:トレーナーもいないので、どれが正解かわからなくて……いずれはトレーナーをつけないといけないなと思っているんですけど。
丸山:そう? 別にいいんじゃない?
時松:去年、ブライソン・デシャンボー選手が400ヤードを飛ばす時代がきて、僕なんか250~260ヤードなので。
丸山:それはないよ。280ヤード以上いっているよ。
時松:頑張って振ればですね。
丸山:でしょ、大丈夫だよ。スタイルだから。彼みたいになろうと思って、体を鍛えて大きくなったとしても、日本人選手だとそんなにスピードが出ないと思う。320ヤード以上飛ばす選手ってもともと素質がある人でしょ?
時松:確かに。
丸山:やっぱりゴルフってバランスだし、去年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最後を観ていても、ああいう場面でパーをきちんとセーブしてくるところだと思うんだよね。18番でみんなボギーを打って、チャン・キムに簡単にトロフィーを渡してしまうのはどうなんだと。ショットよりも詰めの部分、1番大事な部分を忘れているんじゃないかなって気がするんだよね。
◆2021年は、優勝を目指して
丸山:選手会長として、そして選手として今年1年の抱負を聞かせてもらえたらと思います。
時松:個人的には、2018年から優勝できていないので、そこを目指して一生懸命に頑張りたいと思います。選手会長としては、全国のゴルフファンの方に男子プロの魅力をお伝えすることが使命だと思います。
丸山:うん。
時松:最近は若手がすごく元気なので、そこも観ていただきながら、シニアとレギュラーツアーと、二足の草鞋を履いてやっているベテランプロもいらっしゃるので。同じフィールドに親子くらいの年齢の選手がいることも男子プロならではのいいところだと思うので、今年もぜひ応援していただければと思います。
次回1月9日(土)の放送は、元プロ野球選手の宮本慎也さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
「AuDee(オーディー)」では丸山茂樹のスピンアウト番組「MARUYAMA RADIO」が配信中! 丸山プロがゴルフに関する質問、疑問、人生相談などに答えます。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができます。
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/