452022.2.5お気に入りの「カフェBGM」特集

M1 Softly / Arlo Parks
Arlo Parks、久しぶりの新曲です。すっごい好き、この曲。ほんとカッコいい。ピアノの「ドゥーン♪ドゥーン♪」ていうね。そしてちょっと不思議なコール感もすごい良いし、なによりArlo Parksって、普通に自然に歌う感じが偉そうな言い方ですけど『好感度高い』なっていうね。上手い感をすごく出す人じゃないから、一緒に口ずさめるような、器がでかいアーティストなんだなと思ってます。この前都内某所のカフェに入った時にArlo Parksかかってて、『このカフェ、いいな』って思いました。自分が好きなアーティストとかかかったりすると、コーヒーとか飲む前に『このカフェと俺相性良いわ』って思って。その後頼んだカフェラテはやっぱり美味しかったですね。

M2 Cutie / COIN
COINはアメリカ出身のバンドで、Foster the Peopleと同じレーベルのバンドなんですけど、2015、6年位のサマソニでサトヤスに「観に行こうよ」って言われたのを覚えてます。俺、観に行かなかったですよねー…Cutieは新曲なんですけど、これもすっごい好きです。これもカフェでかかってたのかな。そういうのでもう一回聴きたいなって事でかけましたけど。カフェで流れる曲って、店員さんだったりとかが好みのアーティストをかけたりとかする事が多いと思うんですけど、その時に『俺も好きだよ！』みたいなアピール、したくなったりしますよね(笑)『いいねいいね！』みたいな感じで。コーヒー作ってくれてる店員さんが次何かけようかなって感じでdigってる(探してる)時に、『あ、次これいくんだ！』みたいなね。DJ的な気分とかあるんでしょうね。カフェの店員さんのセンスってそういう所にすごい問われますよね。

M3 Saw Lightning / Beck
Beckはいつまで経ってもカッコいいし、いつまで経っても若いなっていう印象なんですよね。デビューが93年で、僕がBeckを知ったのは95年、ちょうどOasisとかが旋風を巻き起こした時なんですけど。ソロでカッコいい事やってる人出てきたなーみたいな感じの印象だったんですけど。ちょうど97年位に、Beckの曲をOasisのNoel Gallagherがmixするみたいなニュースが流れて『おー！楽しみー！！』と思ったんだけど、Beckが結局turn downしちゃう、つまり気に入らなかったんで、実現しなかったっていうのがニュースがあって、すごい面白かった(笑)プロデューサーにremixじゃなくて、アーティスト同士でmixとか、featuringじゃなくてmixとか結構あったんですよ。BlurもBad BoyのSlimに、一回シンクタンクあたりの時に、プロデュースお願いとかそういう感じはあったんですけど、それもBad Boy Slimが『Blurから最近来ないんだよ』みたいな感じでキャンセルになったとか、実現しなかったコラボ話・プロデュース話が結構あったなーていうのを思い出しました。Beck大好きです。いつまで経ってもカッコいい。

今日のセンタク
M4 琥珀色の街、上海蟹の朝 / くるり
今日はくるりのこの曲の気分でしたね。やっぱくるりは大好きですよ。僕ちょうど97年に日本に帰ってきて、「洋楽しか聴いてませんでした」みたいな、帰国子女丸出しな生意気な少年だったんですけど、そんな少年の心を掴んだ日本のロックアーティスト…特にくるりって、ちょっと洋楽の香りをすごいプンプンさせすぎじゃないですか？流石に、みたいな人達が多かった中で、バンド名から日本語だし、しかも平仮名だし。日本というものを、コンプレックスもありながらちゃんと武器にもしていたバンドだなと思ったんですよね。それはすごく察知して、「これはここでしかあり得ないバンドさんだな」と思ったし。やっぱすごい勉強になりましたね。日本でROCKをするとは、音楽をするとはっていう事を教えてくださった、偉大なる先輩です。大好きですね。