１０月３０日、秋の晴れ渡った空の下で女子プロの羽ばたきを応援するプライベートトーナメント
第１２回OKトーナメントが関東でも屈指の難関コースとして知られる紫カントリークラブ、すみれコースで行われました。

若手からベテランまで、様々な世代の女子プロが一堂に会して行われるOKトーナメント。今、レギュラツアーで活躍するプロ以外にも、とても魅力的な女子ゴルファーが集まります。

今回は黄金世代、１９９８年生まれの松原由美プロが優勝を果たし、この大会最年少の優勝者となりました。





松原由美プロは１９９９生まれの黄金世代。

大阪府出身。プロテスト合格は２０１７年。スポーツ歴は水泳とサッカー。

アマチュア時から史上最年少記録を次々と塗り替え、10歳4カ月で日本女子アマに出場。12歳270日で女子プロツアー最年少予選突破など、女子ゴルフ界の記録を次々と塗り替えて来た逸材です。

今回は男女のメジャーも開催されるほどの屈指の難コースで、ただひとり驚異の６アンダーを叩き出し、２位を５打引き離しての優勝です。

このOKトーナメントをきっかけに、まさに羽ばたきを予感させる活躍を見せてくれました。




今週は１００人を超える出場プロの中からゴルフ愛に満ちた２人の女子プロのお話と生き様をご紹介しました。

まず、山口春歌（やまぐち・はるか）プロです。



山口春歌プロは沖縄県出身。プロ入りは２０１５年です。

本格的にゴルフに取り組んだのは10歳から。

大好きなおじいさまの勧めで5歳のときにはクラブ握りますが、その2年後におじいさまが亡くなり、その時に大きくなったらプロになると誓ったそうです。

2015年のプロテストでトップ合格を果たしますが、なんと6度目の挑戦で夢を実現させます。


続いては岸部 桃子（きしべ・ももこ）プロです。




岸部 桃子プロは１９９３年生まれ、福島県出身。

２０１２年にプロテストに合格。

ステップアップツアーでは２０１５年に初優勝。

今年もステップアップツアーを中心に出場。

２位タイ、６位タイと何度も優勝争いに絡む活躍を見せています。

山口春歌（やまぐち・はるか）プロはタイガーウッズ選手が

大好きということでしたが、岸辺桃子プロもあのイケメン選手のトミーフリートウッド選手の大ファン。

PGAの選手のスーパープレイは女子プロの皆さんにも大きな刺激を与えたようです。

今回のOKトーナメントの様子は「Abema TV」でライブ中継が行われましたが、ライブ中継を見逃した方も、アーカイブ、見逃し配信で楽しむことができますので、ぜひご覧ください。







そして、今週はツアー７３勝を誇る世界の女子プロ界のレジェンズ、樋口久子さんの名前を冠した大会が行われています。

樋口久子さんの７３勝、こちらも素晴らしい記録です。

現役引退後も日本女子プロゴルフ協会会長として、数々の改革に着手されて、宮里藍さんなど世界に羽ばたく女子プロの活躍を後押しされています。

2003年にはアジア人としては男女ともに初めてとなる世界ゴルフ殿堂入りも果たされました。

今週の選手たちは日本の女子プロゴルフの礎を築かれた樋口久子さんをリスペクトする思いを胸にプレイしています。

後２日間の戦い注目しましょう！