毎年、この時期に宮城県で行われていた、
ダンロップ女子オープンは新型コロナウイルスの影響を受けて中止となってしまいました。
昨年、この大会でプロ初優勝優勝したのが柏原明日架プロ。
残念ながらディフェンディングチャンピオンとして臨む大会は中止になりましたが、リモート会見でその初優勝の思い出や
２０２０−２１年シーズンにかける思いを語っていただきました。



柏原明日架プロは１９９６年生まれ、宮崎県出身です。
２０１４年にプロテストに合格。
２０１６年からシード選手として活躍していますが、これまでツアー２勝です。
その２勝を挙げたのが２０１９年です。

今年はアースモンダミンカップで４８位タイ。
その後３試合で予選落ちしてファンを心配させていましたが、
日本女子プロゴルフ選手権で３１位タイ。
続くデサントレディース東海クラシックでは１４位タイと調子を戻して来ています。

プロ入り直後から注目を集め、上位で優勝争いに
何度も絡んでいましたが、もう一歩のところで優勝に届かず、
悔しい思いが続いていました。
しかし、去年のダンロップ女子オープンでプロ初優勝、続く１０月の試合でも早々と２勝目をあげました。

今回、柏原プロが語ったその初優勝の要因がメンタル。
それまではミスショットが出たり、うまく行かないと
怒りや感情を表に出していましたが、
自身の考え方に変化が訪れたそうです。
それは、ミスやアンラッキーをどう乗り越え、前向きに
考えるようにするかということ。

周りから見ると一見、悔しさが感じられないプレイ姿勢に
見えたそうですが、逆にその落ち着きが出てから、
不思議なように初優勝に手が届いたということです。

ゴルフとメンタルの大きな関係を知り、
柏原明日架プロは残り試合で３勝目を狙います。

さて、今回柏原明日架プロが出演する
スペシャルマッチが特別番組で放送されます。
２００９年のこの大会のチャンピオン有村智恵プロ、
黄金世代から勝みなみプロ、新垣比菜プロの４人が
華麗なプレイを見せてくれます。
放送は９月２８日の日曜日。ぜひチェックしてください。