2021年の開幕までいよいよ２ヶ月を切ったJLPGAツアー。
今週は２０１９年１１月に行われた最新プロテストで合格した
注目の新人選手、常文恵プロのインタビューをご紹介しました。





第９２期生にあたるツアールーキーの常文恵プロ。
実はこれまでのプロテストの歴史の中でも、
最難関と言われたプロテストを勝ち抜いた一人なんです。

１９９９年生まれの常文恵プロは、富山県出身。
その後上海に移り、２歳半でニューヨークへ。
再び上海に移り、ゴルフのためにフロリダに移住。
そして、プロになるために日本に戻ったという、
とてもインターナショナルなキャリアを持っています。
英語はもちろん中国語も堪能で、現在は日本語も
もっと上手く話せるようになりたいと勉強中です。

ゴルフでは15歳で初出場のUSGAアマチュアパブリックリンクスで
優勝という快挙を達成していますが、ゴルフを始めたのは８歳の時。
家族でテニスの練習に行ったところ雨が降ってきて、
隣にあったゴルフ練習場でボールを初めて打ったところ、
とても上手に打てたことが、ゴルフに熱中するきっかけとなりました。
常プロ、今となってはその雨にとても感謝しているそうです。

ジュニア時代の常プロにはスタンフォード大学も興味を持っていたそうですが、
プロを目指すため、進学を諦め、日本に戻ることを決心。
２度目のプロレスで見事合格を果たしています。

２０１９年には単年登録でレギュラーツアーも経験。
課題のメンタルも強化して、2020年はレギュラーツアー１試合に出場。
ステップアップツアーには８試合に出場して、
ベスト１０にも２回入っています。
また、去年末に行われた特別措置の増枠予選会でも６位。
今年は初優勝とシード獲得を目指します。

ちなみに常プロは試合やゴルフの時以外はインドア派だそうです。
日本の漫画やアニメが大好きで、特にスポーツ漫画には
頑張るモチベーションをたくさんもらっているということ。
秋葉原にアニメ関係のグッズを買いに出かけたり、
ペットショップの動物たちに癒されたり、
毎朝自分でパンケーキを焼いたり、
ちょっとアニメのヒロインのような素敵な素顔もとても魅力的でした。