２０１９年の女子プロゴルフツアーもいよいよ今週、

最終戦を迎えています。決戦の地は宮崎県、宮崎カントリークラブです。

シーズンの終盤で賞金ランキングトップを走っていた申ジエプロを３週連続の優勝で抜き、トップに立った鈴木愛プロ。

先週の今季４回目の優勝で、鈴木愛プロに追いすがる渋野日向子プロ。

そして、今年のアースモンダミンカップ優勝の申ジエプロも２位をキープ。

賞金女王争いはこの3人に絞られ、例年にない盛り上がりを見せています。

そんな緊張感の中でも渋野日向子プロの笑顔はどこに行っても大人気です。




この最終戦は賞金総額１億２０００万円、優勝賞金が３０００万円と高額です。

鈴木愛プロが逃げ切るのか？渋野日向子プロが得意の逆転劇を見せるのか？

今日明日の２日間でこの熱い戦いにも決着がつきます。

今朝は宮崎から届いた賞金女王争いに挑む3人の選手の最新インタビューをお送りしました。


先週行われた試合で鈴木愛プロとの息詰まる接戦を制して今季４勝目をあげた渋野日向子プロ。



そして、３週連続の優勝で一気に賞金ランキングトップに立った鈴木愛プロ。




どちらに勝利の女神が微笑むのか？

残り今日と明日の２ラウンドです。

では、それぞれ賞金女王に輝くためにはどんな条件があるのか。

チェックしてみましょう！

現在の鈴木愛プロの賞金獲得額は１５３、０２５、６６５円。

２位の申ジエプロは１３８、０３７、１９５円



鈴木愛プロとの差額は￥１４，９８８，４７０円

３位の渋野日向子プロは１３７、９１４、３１４円

差額は１５、１１１、３５１円。

つまり１位と、２位３位の差は約１５００万円です。

この試合の優勝賞金額は３０００万円ですので、逆転の可能性も大いにあります。

鈴木愛プロは他の2人の選手に関係なく単独２位以上の成績で確定。

２位タイ以下の場合は渋野プロも申ジエプロも優勝が条件で逆転が可能。

渋野日向子プロが優勝なしの場合も単独２位だとまだ可能性が

残されます。ポイントは？「優勝か？単独２位か？」

１５００万円をめぐるドラマに注目しましょう。





さて、今回の賞金女王争いをデータでも見てみましょう。

鈴木愛プロと渋野日向子プロに共通しているのは、驚異的なパッティングのうまさです。　

平均パット数の順位は１位が渋野日向子プロ、２位が鈴木愛プロ、３位が申ジエプロ。

平均パット数の順位が賞金獲得額に大きな影響を与えていることがパットの大切さを証明しています。

渋野日向子プロの指導をされています、青木コーチに渋野日向子プロのパットの秘密と私たちがパット上手になるためのアドバイスをいただきました！

それはここぞ！という時に入れる勝負強さと、パッターをライ角通りに構えること。

今後のラウンドでもパターのライ角を意識してアドレスを調整してはいかがでしょう？

ラウンド後も渋野プロは入念にパターの練習を行っていました。





さあ、今日と明日残すは２日間、宮崎の地で全てが決まります。