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このコーナーでは、暮らし、仕事、社会、私たちの身近な
ところにあるデジタル化の動きを紹介していきます。
2022 04.04
ロールプレーイングゲームを使った防災教育 「かわせみ防災クエスト」

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このコーナーでは「暮らし、仕事、社会」、私達の身近なところにあるデジタル化の動きをご紹介しています。

先日も大きな地震があり、改めて防災に対する意識高まっていますが、新型コロナウイルウスの影響で学校では防災訓練が以前のように実施できなくなっています。避難経路や避難場所での密を避けるために全校一斉ではなく学年毎で訓練しているところも多いようです。
そんななか、埼玉県立日高特別支援学校では、ICT(情報通信技術)を活用したロールプレイングゲーム「かわせみ防災クエスト」を使った防災教育が実施されています。
この取組みは2021年度の「ぼうさい甲子園」で特別支援学校・団体の部で「ぼうさい大賞」を受賞しています。
そこで今回は、このロールプレイングゲーム「かわせみ防災クエスト」を開発した東京都の任意団体「マッシュ&ルーム」(通称キノコ)の村瀬真琴さんにお話を伺いました。

マッシュ&ルームでは、エンジニアやクリエイターの方々などITを得意とする方々が集まって活動していて、町内会や地域の祭りなどでプログラミングができるようなものを持って行って子供たちに遊んでもらったり親子向けのプログラミングのイベントを開催しています。
そんななか、防災教育に力を入れている日高特別支援学校の先生とつながって、ITと防災教育を掛け合わせたようなものを作りたいという話になって、ロールプレイングゲーム「かわせみ防災クエスト」を開発することになったんだそうです。

いったいどんなゲームなのでしょうか?
「メダルを最終的に10個集めるんで、10箇所にQR コードを貼ります。今回、学校が舞台だったので学校の中で先生が選んだ場所にQRコードを貼っていただきました。子ども達はそのQRコードが貼ってあるところに、スマホやタブレットを持って行ってカメラでQRコードを取得します。
そうするとQRコードによって、今回は防災がテーマなので防災に関するクイズが出たり、この学校ならではの問題が出たりします。それでクイズの正解不正解で金メダルや銀メダルがもらえたり、そんな感じで学校内を巡ってメダルを集めていくような流れです」

例えば、QR コードが貼ってあるところの近くにヘルメットが隠されていて、そのヘルメットを見つけ出して、ヘルメットをかぶって10秒間数えてみましょうとか、火事が起きました、さあどうしましょう?という感じで3択の問題が出たりとか、音も鳴らすことができるので二つ音を鳴らして緊急地震速報はどっちでしょうか?など、そんな内容のクイズが出されるそうです。

また、生徒により楽しんでもらうための、こんなところにもこだわったそうです。
「学校の先生の写真をカワセミ防災クエストの中に登場させたり、校長先生がお話をしてそれがクイズになって出てきたりとか、一つは学校の先生達を登場させるっていうのがこだわったところですかね。クイズの問題も学校で子ども達含めて先生達に考えてもらったものを出したりとか、絵を書いてもらってその絵を使ったりとか、一緒に作るようなイメージは大事にしています。
タブレットとかスマートフォンで遊ぶので、ある意味一人用になってしまっているので、画面下に他の人の様子が分かるような仕組みを入れていて、例えばニックネームでゲームに参加するんですが、誰々さんがミッション1をクリアしたとか誰々さんがメダルを獲ったとか、そういうのが画面下にどんどん流れてくるんですよ。それを見るとみんなでやっている感があるのと、「あの子、もうこんなに行っているんだ」とか、そんなのが分かるようになっています。

気になる学校の先生や生徒の反応については?
「今まで防災教育は毎年同じようなイメージとか受け身的な感じのイメージで、先生達もそこまで興味を示すことがなかったらしいんですけど、カワセミ防災クエストをやりますって周知した時には、先生達の方が「まだやらないの?まだやらないの?」みたいな、そんな反応はあったと聞いています。
子ども達も始まってからですけど、下に他の子の様子が出てくることもあるので、それを見て自分ももっと先やりたい先やりたいっていうモチベーションになったりとか、かわせみ防災クエストをきっかけに子どもたちがコミュニケーションをとるような場面も生まれたり、楽しいから他の子と一緒にやりたいみたいなそんなような」

デジタル化で防災教育はどう変わっていくと思いますか?
「ちょっと先だと、多分ですが今既にあると思いますけどVRとか実際に疑似体験してもっとリアルに災害を感じて、その時にどうするみたいなそんな風にも使えるようになってくる気がしますね。
ITとかを活用すると、お子さんに合わせてカスタマイズ、いろんな使い方ができるようになると思うんで、耳がちょっと不自由な子でもとか手の動きがちょっと苦手な子でもと、その人に合った形でたぶんで提供できるというんですかね、防災教育とかを進められるのかなと思います。

防災教育とIT、ICT(情報通信技術)って相性がいいのかもしれませんね。コロナが落ち着いても、広がっていきそうな気もしますね。こういったロールプレイングゲーム(RPG)を使った取り組みは今後、どんどん広がっていきそうですね。

村瀬さん、貴重なお話、ありがとうございました。

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