川島明 そもそもの話

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29 Apr 2025

【#75】ゲストは"夫婦で這い上がったシステマ戦士" みなみかわさん!【2025.4.19 OA】

0419 そもそも みなみかわ 1
『川島明 そもそもの話』4月19日放送のゲストは、みなみかわさん!
川島さんにとっては”昔の印象とはガラッと変わった後輩”だと言うみなみかわさんのそもそもの話を、1対1でたっぷりと伺いました。

◆アイヒマンスタンダード◆
松竹芸能の養成所を経て、2005年にお笑いコンビ・ピーマンズスタンダードとしてキャリアをスタートしたみなみかわさん。松竹の養成所に入った当初は構成作家志望だったそうですが、次第に構成作家の仕事の難しさに気づき、お笑い芸人へと転向したと言います。
お笑い芸人として活動するようになってしばらく経つと、TBS『あらびき団』で披露した「アイヒマンスタンダード」のネタが人気を博します。このネタですが、コンビ時代の相方がライブをズル休みした時に、急遽「アイヒマンスタンダード」の原型となるネタをピンで披露したところ大ウケ!それがきっかけとなり、このネタを引っ提げてR-1ぐらんぷりに出場したところ、準決勝まで進出。それを『あらびき団』のスタッフが見て、出演のチャンスを掴み取ったのだとか!
と、ここで川島さんは「初めて言うけど…」と切り出し、あることを告白!それは「オレ、アイヒマンスタンダードめっちゃ好きやねん」というもの。川島さんが一度だけ出場したR-1ぐらんぷりの予選の舞台裏で、たまたまみなみかわさんに遭遇した際、アイヒマンスタンダードではないネタの格好をしていて、ガッカリしたこともあったそう。

◆システマ◆
一時期、みなみかわさんの代名詞になっていた「システマ芸」についても詳しくお話を!
そもそも、システマとはロシアの軍隊の格闘術。特別な呼吸法を用いることで相手の攻撃のダメージをなくせる…というもの。この格闘術を習うようになったのは、コンビ時代の相方との仲が悪かったからだと言います。みなみかわさんがキックボクシングを習い始めたところ、相方がケンカで負けたくないと柔術を習いだし、それを聞いたみなみかわさんが目を付けたのがシステマだったとか。川島さんからは「ネタ作れや!」とツッコまれていましたが…「ネタを作るためには相方とのケンカに勝たないといけなかった」と当時を振り返るみなみかわさんでした。
そこからバラエティ番組での定番芸に昇華されたのは、テレビ東京『ざっくりハイタッチ』のオーディションでのこと。どうにかしてオーディションを乗り切りたいみなみかわさんが「僕ねぇ、システマやってるんですよ」と言い出し、ADに蹴ってもらって、必死に痛みをこらえる姿やその根性がディレクターに評価され、『ざっくり』では定番のくだりとなっていきました。この時、芸人として初めて千原ジュニアさんや小籔千豊さん、フットボールアワーの2人に初めて生で笑ってもらえたような感覚だったと言い、”これでやっていくしかない!”と覚悟を決めたとか。

◆奥様のDM◆
2019年にコンビを解散し、ピン芸人となってからはテレビ東京『ゴッドタン』やフジテレビ『さんまのお笑い向上委員会』といった番組でも活躍するように。ただ、この頃から奥様が不穏な動きをするように…。それは、東野幸治さんや千原ジュニアさん、佐久間宣行さんなど、お笑い界のあらゆる方々にDMを送って、みなみかわさんを売り込むというもの。
奥様がDMを送るようになったきっかけは、みなみかわさんが何気ない会話のつもりで「松竹のマネージャーが何もしてくれない」という軽い愚痴をこぼしたこと。それを聞いた奥様は悲しさのあまり泣いてしまい…そこから奥様のDM大作戦が始まりました。結果として、この作戦は大成功し、みなみかわさんは奥様のDMの話題でお笑い番組をもう一周することに。当然、松竹側からは「これ以上はやめてくれ」と強く言われ、みなみかわさんも奥様にやめるよう説得していたそうですが、奥様は「うん、もうやらない」と言いながら、その手でDMを送っていたこともあったとか…。

◆名探偵津田◆
最近では、TBS『水曜日のダウンタウン』の人気企画「名探偵津田」でドッキリをかけられた姿が注目を集めました!シリーズ第1弾でダイアン津田さんがドッキリにかけられる様子が大反響を呼んでいたこともあり、第2弾のターゲットが自身だとわかった瞬間「1人では背負えない…」とプレッシャーに押しつぶされそうになったと言い、ロケの途中で津田さんが現れた際にはとてもホッとしたとも明かしていました。
ちなみに、みなみかわさんによると、新潟でのロケの前日に世にも奇妙な出来事があったそうで…。前日は完全にプライベートの家族旅行の日となっており、家族で水族館に行っていました。しかし、水族館から宿泊先に向かう途中のタクシーで「みなみかわさんじゃないですか!みなみかわさんからはお代はいただけません!」と言われたそうで、40分ほどの長い道のりのタクシー代をおごってもらったということがあったとか。このこともドッキリの一部だと思って『水曜日』のスタッフに話したところ、「それなんですか?」と言われたそうで、「どこまでがドッキリなのかわからない」と未だに困惑している様子でした…!

♪オンエア・リスト♪
M1. Intelligent Bad Bwoy feat. C.O.S.A., Daigos / BIM
M2. 前しか向かねえ / AKB48
M3. 不死身のエレキマン / THE HIGH-LOWS
M4. LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY

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29 Apr 2025

【#74】ゲストは"天才を作る天才" GLAY TAKUROさん!【2025.4.12 OA】

0412 そもそも TAKURO 1
『川島明 そもそもの話』4月12日放送のゲストは、GLAY TAKUROさん!
実はお笑い好きで、この番組もよく聴いてくれているというTAKUROさんのこれまでとこれからのお話を、たっぷりと伺いました。

◆GLAY結成秘話◆
1988年にTAKUROさんとTERUさんを中心に北海道・函館で結成されたGLAY。まずはその経緯について詳しく掘り下げます。
もともとTERUさんは聖飢魔Ⅱのコピーバンドでドラマーをしていたそう。ただ、ある時、遊びのつもりでTERUさんが歌ったところ、その歌声にTAKUROさんが衝撃を受け、その日からボーカルになったとか。
HISASHIさんはもともと、他のバンドでギターを弾いていたそう。ちょうどTAKUROさんがカッコいいロックギターを弾ける人材を求めていたところに、HISASHIさんのギターをライブで見て、声をかけたのだとか。
上京してからしばらくの間は、JIROさんではないベーシストがいたそうですが、辞めることになり、そのタイミングでJIROさんとバカテクの候補の2人が次のベーシスト候補に。このタイミングでは珍しくTAKUROさんがリーダーの指揮権を発動し、JIROさんがメンバーとなり、こうして今のメンバーの4人が集まったのだとか!

◆メジャーデビュー◆
1994年、デビューシングル「RAIN」でメジャーデビュー。この曲はX JAPANのYOSHIKIさんによるプロデュースで、LAでレコーディングを敢行しました。
ただ、現地に着いたはいいが、YOSHIKIさんの曲ができておらず、1週間ほどホテルでただただ待つことに。この時、TERUさんが「すごい発見がある!ホテルのレストランに行って部屋番号言うだけでタダで飯が食える!」と言い出し、4~5日ほどホテルのルームサービスでたらふくご飯を食べた…ということもあったとか。もちろん、後になって事務所のスタッフに怒られたのは言うまでもありません。

◆ブレイク◆
1996年には大ブレイクを果たし、3rdアルバム『BELOVED』は150万枚以上のセールスを記録。収録曲の「BELOVED」はドラマの主題歌としてリリースされましたが、テレビ局のプロデューサーには「石井明美の『CHA-CHA-CHA』みたいな曲を…」と頼まれていたそうで、「ちなみにこんな曲もありますがいかがでしょう…?」と提案して採用されたのが「BELOVED」だったとか。
このタイミングでのブレイクについてTAKUROさんは、「ミスチルが1年間休業するタイミングで、”ロックバンドが人生を歌う”というポジションが一瞬空いていたタイミングだった。」と振り返ります。もしMr.Childrenが休業していなかったら、GLAYは人気出ていなかったかもしれない…ともおっしゃっていました。

◆解散危機◆
GLAYが人気絶頂を迎える2000年に、実は解散することが一度決まっていたと明かすTAKUROさん。活動が多忙を極めた結果、1999年の年末の『レコード大賞』に出演し、その後にカウントダウンライブに出演した後に解散しようということで決定していたと言います。ただ、TAKUROさん宅で開かれた新年会にて、TAKURO「TERU、今後はどうすんの?」TERU「もうちょっと歌を歌っていたいかなー、TAKURO曲書いてよ」HISASHI「じゃあオレ、ギター弾くよ」3人「じゃあ、JIROを誘わなかったら、悪いじゃない」といった会話が交わされ、「解散するのやめるかー!」という話でまとまり、奇跡的に解散が回避されたのだとか!TAKUROさんも「今までの人生の中であんなに尊かった瞬間はない」と振り返る”奇跡の新年会”のエピソードでした。

◆TERUさんの約束◆
最近の大きな出来事として、LUNA SEAとの対バンライブ「The Millennium Eve 2025」を挙げるTAKUROさん。今回のライブの中で、TERUさんが熱くなって「10年後、もう1回やろう!」と叫ぶ場面があったそう。TAKUROさんいわく、TERUさんはよく未来への約束をしてくれるそうで、2016年には「2026年にみんなでベネチアでライブやりたい!」と言い出したこともあったとか。それ以降、地道に準備を重ね、なんと来年、本当にベネチアでのライブが実現!ファンのために”生きる目標”を作り、ミラクルを起こしてくる存在…それがTERUさんなのです。

◆TAKUROさんからのお知らせ◆
4月23日(水)にGLAY30周年を記念したベストアルバム『DRIVE 1993~2009 -GLAY complete BEST』『DRIVE 2010~2026 -GLAY complete BEST』が同時リリースされました!この中に収録されている新曲「悲願 GLAY feat. 小田和正」は、なんと今回の放送でラジオ初オンエア解禁することに!TAKUROさんにとって”ロック体験以前のレジェンド”である小田和正さんとのコラボ曲となっていますが、この曲のレコーディングの最中に”これ、悲願だな…”という想いが込み上げてきたそうで、そこから「悲願」という曲名になったと明かしてくださいました。みなさんもぜひ、チェックしてみてくださいね◎

♪オンエア・リスト♪
M1. 春を愛する人 / GLAY
M2. RAIN / GLAY
BGM. BELOVED / GLAY
M3. ANSWER / GLAY feat. KYOSUKE HIMURO
M4. 悲願 / GLAY feat. 小田和正
END. pure soul / GLAY

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29 Apr 2025

【#73】ゲストは"ピアノの上を歩き続ける微笑みのピアニスト" 上原ひろみさん!【2025.4.5 OA】

0405 そもそも 上原ひろみ 1
『川島明 そもそもの話』4月5日放送のゲストは、ピアニストの上原ひろみさん!
この番組のOPテーマ曲「The beginning」でもお世話になっている上原さんと、じっくりたっぷり語り合いました。

◆ピアノとの出会い◆
お兄さんがピアノを習っていたことがきっかけで、子どもの頃からピアノを習っていた上原さん。そこで出会ったピアノの先生は大きな影響を受けた存在。上原さんいわく「情熱の塊」のような方で、上原さんにとっての”ピアノの原点”だとか。その先生がジャズにも詳しかったことから、上原さんもジャズを聴くようになったと言います。最初はLPを聴いて耳コピするところからスタートしたそう。当時の上原さんにとって、ジャズとの出会いは”新しい言葉を手に入れたような感覚”だったとおっしゃっていました。

◆おどるポンポコリン◆
小学校の音楽会で、「おどるポンポコリン」を上原さんによるアレンジで披露したという逸話についても、詳しくお話を伺いました。
その時のパフォーマンスは、3楽章で構成され、第1楽章はベーシックなバージョン、第2楽章はタンゴアレンジにして、第3楽章はジャズアレンジだったそう。盛り上がったステージの演出も上原さんが考え、そのステージに校内総立ちになって盛り上がったとか!

◆バークリー音楽大学◆
ボストンにあるジャズの名門校、バークリー音楽大学に身を置いて、歩けばミュージシャンに当たる環境に身を置いたことが、ご自身にとって大きな経験になったとおっしゃいます。当時の教授だったマイケル・ファーカソンからは期限内に課題を提出しない人には単位を与えないと言われ、プロとして音楽の仕事をする厳しさを教わったとか。また、同期入学のドラマー、ケンドリック・スコットが入学式のコンサートでのプレイを見て、”この学校にはこんなすごいミュージシャンがいるんだ…”と驚いていたら、後になって同期だったと知ったときの衝撃は今でも忘れられないと言います。

◆変人・天才◆
大好きな漫画『BLUE GIANT』の影響で最近、ブルーノートのライブを観に行くようになったと言う川島さん。すると上原さんからは、ブルーノートやコットンクラブにもいる変人!?ソムリエの福地亘さんのお話が。お酒やワインの話を楽しそうにされている姿が印象的だとか。また、上原さんがこれまでに出会った中で天才として挙げたのが、レキシ 池田貴史さん!上原さんとも「SAKOKU」という曲で競演されていますが、「温泉のように面白いことが湧いて出てくる」方だとか!

◆上原さんからのお知らせ◆
「上原ひろみ Hiromi’s Sonicwonder」というバンドでのNEWアルバム『OUT THERE』が、4月4日(金)に発売されました!2023年の1枚目のアルバムでは、やりたい音楽があってそれに合うバンドメンバーを探すという形で制作した一方、今回のアルバムは、バンドメンバーに当て書きするような形で作られた音楽だとか。詳しい情報はこちらから。ぜひ、チェックしてみてくださいね◎

♪オンエア・リスト♪
M1. XYZ / 上原ひろみ
M2. Be-Bop Tango (Of The Old Jazzmen’s Church) / フランク・ザッパ
M3. Threshold (feat. Reuben Rogers & Walter Smith III) / ケンドリック・スコット
M4. Alive / 上原ひろみ
M5. SAKOKU feat. オシャレキシ / レキシ
M6. Balloon Pop / 上原ひろみ Hiromi's Sonicwonder
M7. XYZ / 上原ひろみ Hiromi's Sonicwonder

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15 Apr 2025

【#72】ゲストは"おごらないチャンピオン" 友田オレさん!【2025.3.29 OA】

0329 そもそも 友田オレ 1
『川島明 そもそもの話』3月29日放送のゲストは、R-1グランプリ2025チャンピオンの友田オレさん!
川島さんいわく”芸人らしからぬ品を兼ね備えている”と言う友田さんに、じっくりお話を伺いました。

◆R-1グランプリ2025◆
先日開催された『R-1グランプリ2025』で史上最年少となる、23歳での優勝を果たした友田さん。今回で3回目の出場で、目標は”準決勝進出”だったそうですが、あれよあれよという間に優勝!
2本目で披露した「ないないなないなない音頭」は、川島さんも大好きと話すネタ。友田さんいわく、”有名になるとできなくなるネタ”ということで、このネタを選んだのだとか。川島さんは「ないとぅ!」の部分が特にお気に入りだそうで、「あの部分で優勝が決まった」とまで言っていました!
R-1優勝後は様々な反響があったそうで…茂木健一郎さんからDMが来て、自身のラジオ番組『ドリームハート』に呼んでくださったり、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんからフォローが来たり、お笑い界以外からも注目されています!

◆影響を受けたもの◆
もともと大学お笑いをやっていた中で、現在所属する事務所「GATE」からDMでオファーが来て、悩んだ末に入ったと言う友田さん。当時、GATEにはお笑い芸人ではハリセンボンの近藤春菜さんのみが所属している状態でしたが、ピン芸人として友田さんも所属することになりました。
友田さんが影響を受けたと話すお笑い芸人が「ロバート」。『はねるのトびら』の影響かと思いきや…日曜日の朝に放送されていたポケモンの番組をよく見ていたのだとか。また、バカリズムさんの教育番組もよく見ていたとも。一方、音楽面で影響を受けたと言うのが「米米CLUB」。テレビの音楽特集で見てパフォーマンスに衝撃を受け、高校の文化祭では「sûre danse」を披露したこともあったとか。

◆前川清さん◆
R-1グランプリ決勝で披露した「辛い食べ物節」のネタに出てくる演歌歌手・風間和彦のモデルは2人いるそうですが、そのうちの1人が前川清さん!その前川さんとはR-1優勝数日後にフジテレビ『ぽかぽか』の生放送で共演!その中で、前川さんが「歩いて行こう」という曲を歌うことになっていたのですが、実はこの曲、友田さんの地元・福岡で放送されている前川さんの冠番組のテーマ曲!そのため、友田さんも歌詞を覚えており、一緒に歌わせてもらえたそう。

◆サッカー部◆
今回、友田さんと川島さんにある共通点があることが発覚!それは、「学生時代サッカー部でいつもベンチメンバーだったこと」。しかも、2人ともそれぞれ、悲しい思い出を持っていました。
友田さんは、ベンチにいたところ、自分の方にボールが転がってきて、スローインしたところ、ピッチに12人いる状態と判定され、イエローカードに。しかし、友田さんは何が起こっているのかわからず、”スローインの仕方が良くなかったのか?”と勘違いして、もう一度スローインして、レッドカードとなり退場させられたのだとか…。
一方、中学時代サッカー部だった川島さんにも苦い思い出が。最後の試合で残り5分で初めて出場させてもらえたのですが、スパイクが破れているためイエローカードになり…すぐに交代させられたそう。お互い、サッカー部時代の苦い思い出エピソードに共感し合うお2人でした!

♪オンエア・リスト♪
M1. バレる! / Creepy Nuts
M2. sûre danse / 米米CLUB
M3. 歩いて行こう / 前川清
M4. ごらんね / 友田オレ
M5. 花はどんどん / 友田オレ

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09 Apr 2025

【#71】ゲストは"コントの片思いが実った愛されチャンピオン" ラブレターズ!【2025.3.22 OA】

0322 そもそも ラブレターズ 1
『川島明 そもそもの話』3月22日放送のゲストは、ラブレターズ塚本直毅さん、溜口佑太朗さん!
以前、川島さんが開催したトークライブ『話展』では、シークレットゲストとして登場したお2人と、今回はラジオブースでじっくりたっぷりトークを!

◆コンビ結成◆
もともと放送作家志望だった塚本さんと、劇団「拙者ムニエル」などで活動していて俳優志望だった溜口さん。お2人とも、日本大学芸術学部に進学し、そこで出会います。ちょうどその頃、キングオブコントの大会の第1回が開催されることになり、記念受験すべくユニットを組んだのが、ラブレターズの始まりだったとか。ちなみに、この時は思ったよりもはるかにウケすぎたそうで、溜口さんが混乱して、急に塚本さんの頭を叩いて強引にネタを終わらせたのだそう…。そのあとのバナナマンのネタを舞台袖で見て衝撃を受けたお2人は、コントの世界へとのめり込んでいきます。

◆西岡中学校◆
2011年のキングオブコントで披露した「西岡中学校」のネタは、川島さんも「伝説のネタ」と評していて、大きな反響を呼びました。お2人いわく、このネタを披露した準決勝のステージが、今までの芸人人生でNo.1のウケ方だったとか。当時はまだHIP HOPを題材にしたネタをするお笑い芸人もあまりおらず、すすきののクラブの営業が入ったり、HIP HOP界隈の”金歯のアイコン”のフォロワーが急増したり…大会の影響力を目の当たりにしたと言います。

◆キングオブコント優勝まで◆
その後も毎年、キングオブコントに挑戦してきたラブレターズ。ただ、2014年の決勝で歴史的な大敗を喫し…そこからは準決勝にも進出できない、暗黒期に突入します。お2人も今、当時を振り返って「ここよく耐えた」とおっしゃっていましたが…オードリーや南海キャンディーズの山里さん、川島さん、テレビ東京の深夜バラエティのディレクターの佐久間宣行さん、板川侑右さんなどがちょっかいを出して、いろんな場に呼んでくれたそうで…こういった方々への感謝の気持ちもお話しされていました。
この頃から、自分たちのやりたいことをやるスタイルへと舵を切ったラブレターズ。川島さんも「この頃からラブレターズのコントが常軌を逸しだした」と言います。昨年のキングオブコントで披露して話題を呼んだ”どんぐり”のコントも、この頃にできていて、一度キングオブコントの予選で披露したこともあったのだとか。
2023年には、7年ぶりに決勝進出。自信のあるネタを披露するも、終わってみれば6位という中途半端な結果に。お2人としてはこの時、”振り出しに戻ったような感覚”だったそうですが…ついに昨年、ようやく悲願の優勝を果たしました!優勝直後のインタビューでは、これまでキングオブコントでは負け続けてきたお2人だからなのか…溜口さんが「あのネタやってたら優勝できたかもな…」とつい呟いてしまったというハプニングもあったのだそう。

◆大竹まことさん◆
事務所の大先輩・シティボーイズの存在は大きいと話すラブレターズのお2人。特に、大竹まことさんは決勝に進出したことを報告するたびに「調子乗んなよ、何回負けるんだよ」といつもの”大竹節”で話していたそうですが、優勝直後に電話したところ、「この歳になってこんなに嬉しいことがあるかよ」と、大竹さんらしからぬ喜びを爆発させる口ぶりだったとか。ただ、数日後に大竹さんのラジオに出たところ、「お前、声が図に乗ってるんだよ!」と、いつもの調子に戻っていたとか。
昨年のキングオブコントの2本目で披露したネタは、説明も省略してどんどん進んでいく展開なのですが、塚本さんいわく、これは大竹さんが話していた「全部わからせるなよ。」という言葉をもとに作ったネタなのだとか。ただ、このネタを見た大竹さんには「お前、あの2日本目なんだ?説明しろ!」と言われたしまったそう…。

◆今、楽しいこと◆
キングオブコント優勝後、様々なメディアに引っ張りだこのお2人。溜口さんはテレビ局で有名人に会ったり、クイズ番組でメガホンに耳打ちしたり…芸能界を満喫しているそう。一方、塚本さんは趣味のミシンが楽しいと言います。先日にはとうとう、『コントとミシン』という著書まで出版しましたが…こちらの本を読んだ川島さんいわく、「字が少なすぎる」本なのだとか!?みなさんもぜひ、一度チェックしてみてください◎

♪オンエア・リスト♪
M1. HEART / CHAGE and ASKA
M2. 西岡中学校 / ラブレターズ
M3. ハーベストタイム / LIBRO
M4. ゆめいっぱい / 関ゆみ子

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