三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2024.03.19

待ち時間なく「あなたの好きなカレー」を提供する

株式会社FOODCODE
代表取締役 CEO
西山 亮介さん
自分好みのカレーをアプリでカスタマイズし、テイクアウト注文できるカレー屋「TOKYO MIX CURRY」を展開



ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは株式会社FOODCODE代表取締役CEOの西山亮介さんです。
西山亮介さんは新卒でリクルートに入社。SUUMOの立ち上げやスタディサプリ事業などに参加。2018年にテクノロジーを活用し、食の新しい常識を作り出すをコンセプトにしたFOODCODEを設立されています。

今週は主な事業内容について伺います。TOKYO MIX CURRYというカレーを展開されているということなんですが、こちらの特徴はなんですか?

「僕たちがやっているTOKYO MIX CURRYは、アプリでしか買えないカレー屋さんというコンセプトです。主に東京のオフィス街で展開しているんですけど、東京のオフィス街って、ランチタイムになるともうランチ難民、大行列で、でもランチのお昼休みって皆さん大体1時間ぐらいっていう中で、そこで僕たちはアプリで、自分の先ほどおっしゃってた通り好きなようにカスタマイズして、自分好みのカレーを受け取り時間も選択して、行列とか全くなしで、有意義な貴重な時間を大切にしていただきながらランチを楽しんでいただくという感じのテーマでやっております。」

今は何店舗ぐらいあるんですか?

「都心に9店舗ぐらい9店舗やっていて、デリバリーないんですかって話もあったんですけどデリバリーもやっていて、周辺の会社にまとめてカレーをお届けするということをやっていて、そういった法人の方にお届けするサービスをやっています。」

オーダーは具体的にどのように行うんですか?

「受け取り店の選択みたいな感じですね。最初にどこの店舗で受け取るかとか、法人様だったらどこの会社で受け取りますかみたいなのを選択して、そこからメニューを選ぶ画面に行くので、主にベースとなるカレーを選んで、ライスの量とか辛さの度合いとか、あとどのトッピング乗せますかみたいな感じで、その日の気分によって自分好みのカレーを作っていただくという感じです。トッピングは野菜系のトッピングが多くて、結構野菜不足解消で、とかあとはライスの代わりにコールスローを乗せると糖質オフメニューにもなったりして、本当その人それぞれのカスタマイズができます。」

どういうカレーなんですか?

「僕らのシグニチャーカレーはおっしゃる通りトマトチキンカレーで、トマトと玉ねぎの旨味を凝縮したところに、鶏ガラのスープとか、魚粉とか、日本人が好きな動物系業界系の方にラーメンでWスープみたいなものが入ってて、最後にレモンとオレンジの果汁をカッときかせてすごく爽やかいい感じになってて、カレーって普通男性が食べるイメージがあると思うんすけど、うちは60%が女性ユーザーということで、本当に老若男女いろんな方に楽しんでいただいてるという感じのカレーになっています。」

電話とかではなく、アプリに注文することにこだわってるんですか?

「アプリで注文すると全てがデータとして入ってくるので、お店側でもそのデータを扱うことによって、すごく簡単に店舗運営ができるようになると何かもっともっと飲食で働くということが変わってくるんじゃないかなと思って、テクノロジーに振り切るというのは、センターピンにおいてやっていますね。」

ちなみにお値段は大体どのぐらいなんですか?

「平均でいうと大体850円ぐらいなんですけど、ルーとライスだけだと、税抜500円という感じです。」

アプリ開発とカレーの開発どっちもFOODCODEで行っているんですか?

「そうですね。僕たちにはエンジニアもいるし、カレー作る人もいるし、ビジネス回す人もいるしとかでも、いわゆる垂直統合で全部自分たちでやっているという会社になります。」

西山さんの経歴でSUUMOの立ち上げだったり、スタディサプリの事業に参加とおっしゃっていて、カレーとかなりかけ離れてるなと思ったんですが、もしかするとカレーというのはあくまで一つのそのメニューの中身であって、システム作りに関しては実は過去に学ばれた経験ってのもすごい生かされてるのかなって思ったんですけど、その辺はどうですか?

「そうですね、僕は飲食出身というよりは、いわゆるインターネットサービスを作ってきた側にいたので、同じ感じで新しい食のサービスが作れないかなと思ってFOODCODEを創業しました。」

サンドイッチとかいろいろある中で、なんでカレーだったんですか?

「やっぱり日本人って、みんなカレー大好きじゃないですか。やっぱりみんなが好きなものをやった方がなんかより多くの人に食べていただけるんじゃないかなという感じでカレーにしました。」

コロナ禍の前後で変化などは感じましたか?

「コロナでやっぱプラスマイナスがあって、プラスはやっぱりおっしゃる通り何かテイクアウトとかアプリで食べ物を買うっていうのが、一気に民主化されたというとこなんですけど、逆に僕たちはオフィス街でやってたんで、2020年の緊急事態宣言は本当に人がいなくなっちゃって、テイクアウトで待ってても駄目だということで自分たちでデリバリーを始めて、周辺の会社さんで結構まとめてみたいなニーズが見えてきて、これは確かにいいかもねという感じで今グーッと伸ばしている感じですね。」

カレーは幅の広いジャンルだと思うんですが、今後ラインナップとしてそのカレーの種類を増やしていく予定はあるんですか?

「そうですね。今でもこのトマトチキンカレー以外に、毎週毎週違う限定カレーを出したりしてるんで、そういったいろんなカレーを提供していきたいというところは、お客さんがよろこんでくれるんで、考えています。」

今オフィス街中心とおっしゃってましたけど、今後はオフィス街以外にも、例えば住宅街なのか、人気の都市部のエリアとか、そういうところもどんどん考えてはいらっしゃるんですか?

「まずはですね、東京のオフィス街で、どこでもTMCがランチで食べれるよねみたいな状況を作りに行きたいなというふうに思っています。」

最後にこれまで乗り越えてきたハードルを教えてください。

「正直まだ何も成し得てないので、ちょっとハードルを乗り越えたという感覚がないので、日々精進します。」

株式会社FOODCODEの西山亮介さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。


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