三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2026.03.31

アートで仕事へのモチベーションを

株式会社NOMAL NOMAL ART COMPANY 代表
平山 美聡さん
企業オフィスや公共施設・店舗向けの
オフィスアートや壁画広告の制作


ONE MORNING「The Starters」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは、NOMAL ART COMPANY代表の平山 美聡(ひらやま・みさと)さんです。平山 美聡さんは、1988年生まれ、東京・町田市のご出身です。大学を卒業後、資生堂に入社。アートへの情熱を胸に、28歳で退社し株式会社NOMALを創業。
アートビジネスの領域に参入し、2017年からオフィスの壁画事業を展開されています。
今週は主な事業内容をうかがいます。NOMAL ART COMPANYの事業を一言でいうと、何でしょうか?

「オフィスや、駅などの公共空間にアーティストがゼロから壁画を描くという事業を展開しています。」

アーティストさんが描くんですね。

「そうなんです。アートの中の壁画というジャンルで事業をしています。例えば今だと 4月3日に上野駅の公園口改札で、実は弊社が壁をお借りしていて、半年おきに壁画を描き替えているんですね。4月3日に行ったら見られるので、もしお近くの方はぜひ見てみてください。」

ぜひ見てみたいです!これまで何社ぐらいこの壁画担当されているんですか?

「2018年から結構長くなってきたので、オフィスの壁画はこれまでに多分 100社以上はやっていると思います。」

アーティストさんが書くとしたら一人、二人では厳しいですよね。携わってくれているアーティストさんは何人くらいいるんですか?

「特に専属というわけではないんですが、私たちが声をかけることができて一緒に取り組めるアーティストとしては数百人ぐらいいて、毎回その案件に応じてどのアーティストさんがいいかご提案をしています。」

例えば企業さんから「この壁に描いて欲しいんです」という依頼を受けたら、企業の業態や、その企業が求める社風などのをヒアリングした上で、「こんなアートいかがですか」とアーティストを含め提案するということですか?

「おっしゃる通りです!企業的には「アートが欲しいけどどうしよう…」みたいな状態で声をかけてくださることが多いので、いろいろとヒアリングして、「じゃあこういうアーティストさんは合うかもしれません」と5人ぐらい候補をお出しするというふうな形から始めています。」

皆さん、オフィスに壁画を作る目的や、期待できる効果はどういったものがあるんですか?

「これはコロナで結構変わったように思うんですけど、コロナで恐らく一回リモートになったじゃないですか。でも今経営者としては「出社させたい!」、「一回リモートにシフトしたけど、やっぱり対面だよね」という企業さんが多いです。そのためにいかにオフィスを充実させるかということで、オフィス移転がまずすごく今多いんですよね。 そうなった時に、オフィスにあるものって机とか椅子とか機能的なものが多いと思うんですけど、唯一無二のシンボリックなアートって自社らしさにすごく溢れているので、そういうものがオフィスにあることで、オフィスに出社する際のエンゲージメントを高めたいっていうのが、経営層の狙いとしてあったりします。」

基本的にゲストが来ることが少ない社内にお金かけている会社さんがめちゃくちゃ増えましたよね。

「本当にそうなんです。壁画事業を始めた時は、描く場所ってエントランスが多いのかなと思っていたんですが、圧倒的に執務エリアが多くて、社員のためのアートなんですよね。」

オフィスのどこでも描いてもらえるんですか?

「どこでも描きます。言われればトイレとかでも笑。」

今までこんなところにも描いたよというのはありますか?

「オフィスはやっぱり執務エリアが多かったり、オフィス移転の時に一緒に入ることが多いので、空間自体が新しくて、アート用の壁を設けてくださっていたりするケースもあるんですが、ちょっと変わったところだと、例えばロッカーの背面って白くて無機質じゃないですか。 そういうところに描いてみたり、あとはガラスにも描けるので、意外にどこでも描けるというのが手書きの良さですね。」

実際にどんなリクエストがあったりするんですか?

「今まで結構対照的で面白かったのは、トップダウン型の企業とボトムアップ型の企業の違いですね。トップダウン型だと、社長が変わってミッションビジョンバリューも変わりましたと。これを社員にどうにかして強く伝えたいということで、社長としか打ち合わせせずにこれが社長からのメッセージです、という形のアートを作ったことが一回ありました。それもすごく面白かったのですが、ボトムアップ式の起業では、大手の企業、私たちがやった中だと NEC さんとかがまさにそうだったんですが、社員が集まって、社員から出てきたもので一からアートを作ってほしいという形で、逆に「上層部はNOと言いません」という風なお約束をいただいて、本当に社員の人たちが作ったものが象徴的なものとして社内に残るっていう形で制作した例がありました。」

それは社員の絆も深まりそうですね!
ホームページに載っている壁画の例を見させてもらっているんですが、やっぱりこの白い巨大なオフィスの壁にアートがあるとかっこいいですよね。さわやかに一気になりますし、ここにいたいって思いますよね。ただ、アートとなるとお値段は気になります。

「私たち、決して安いとは言わないんですけど、平米で見積もっているんです。お値段自体は基本的に壁のサイズでお見積もりを出していて、あとはアーティストによって少し調整っていうふうな形になっております。」

じゃあ一応基準となる平米単価いくら、みたいなものはあるということですね。そうするとわかりやすいですね!
企業のオフィスの多くが賃貸だと思うんですが、壁に絵を描いても大丈夫なんですか?

「これはビルによる、という回答になってしまうんですが、原状回復でいうと上野駅でも塗り替えをしているんですけど、一回上から塗装することでまた白に戻せばいいよと言ってくれる会社もあったり、ビルが持っている躯体壁ではなくて、使用する企業側で新しく壁を建てることがあると思うんですけど、そういう壁であれば OKっていうふうなところがほとんどですね。」

実際にオフィスに壁画を作った会社から報告やこんな変化あったよという反応ってありますか?

「私たちがオフィスに壁画を導入する時に、ワークショップで人を巻き込みながら、社員さんと一緒に導入することが多いので、アーティストと社員の方が関わると、そこで仲良くなって個展に来てもらったり、アーティストと関わったことで、社員の方もちょっと今までと違う、自分の会社のことがさらに好きになりましたっていう風に言ってもらえたりすることはすごく嬉しいですね。」

ちなみにご自身の会社のオフィスにも壁画アートはあるんですか?

「ありますね。壁画制作しているからには壁画入れてないとねということで、 1平米ぐらいの壁に私たちがお世話になっているGravityfreeというアーティストにお願いして書いてもらっています。」

逆に言うと、オフィスって別にそんなに巨大な壁があるオフィスばっかりじゃないので、1平米ぐらいの作品例が自社にあるというだけで、気軽にお願いしやすくなりそうですよね。

「本当に1平米から受け付けておりますので、ぜひこのTOKYO FMでもよろしくお願いします!」

気になった方はぜひNOMAL ART COMPANYさんのホームページをチェックしてみてください!
最後に、これまで乗り越えてきたハードルを教えてください。

「起業して大体10年になるんですけど、アート市場という市場がなかったこと自体がハードルでした。それは起業する上での本当に大きいハードルだったなと思います。」

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