三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2024.04.09

アジアを代表する会社を作っていく

株式会社ヒュープロ
代表取締役
山本玲奈さん
士業や経理などの管理部門に特化した求人・転職サービス「ヒュープロ」を展開



ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週のゲストは先週に引き続き、
株式会社ヒュープロ 代表取締役の山本玲奈さんです。
山本玲奈さんは1993年生まれ、兵庫県のご出身。インドネシアやアメリカなど18年間を海外で過ごし、大学入学と共に帰国。大学3年の時に司法試験の受験勉強をしながらビジネスコンテストへ出場。優勝した経験をきっかけに大学在学中の2015年、「ヒュープロ」を創業されています。

今週は山本さんが起業されるまでを伺いたいんですが、海外生活も長かったとに伺ったんですが、親御さんのお仕事の関係ですか。

「そうですね、ありがたく18年間もいろいろな国に住ませていただいてました。インドネシアとアメリカが一番長かった2つの国で、そのほかは東南アジアの数カ国に住んでいました。」

その場合言語は何が一番第1言語になるんですか?

「当時は現地の学校にも通っていたので、インドネシア語を話せていた頃もありましたし、今は日本語が一番話しやすくなりました。」

大学3年生のときに司法試験の勉強を始められて、弁護士・検察官・裁判官、これはどれになりたかったんですか?

「当時は弁護士になりたかったです。元々、日本から海外で活躍していきたいっていう思いがあったので、弁護士になって国際弁護士として世界中で活躍していきたいなという思いがあって弁護士を目指していました。」

目指している中でビジネスコンテストに出場しようと思ったのはどういったきっかけだったんですか?

「当時は弁護士の資格を受けるのに予備校に通わなきゃいけないというところがあったので、ビジネスコンテストで優勝したら賞金が手に入るので、それが早いなと思って、それがきっかけでした。」

賞金目当てと言っても弁護士さんを目指している中でのビジネスコンテストは弁護士とは違うじゃないですか。

「はい。ただやっぱり根本にそのときあったのは受験勉強をする中で、情報が非常に閉鎖的で、勉強したものがどうやって仕事に活かせるのかがわからないという悩みがあったので、それを締結できるものはいろいろなビジネスプランなんじゃないかという思いもあって、ビジネスコンテストに出ていたという背景があります。」

このコンテストで出したアイディアが今のお仕事だったりするんですか?

「実はですね、だいぶそこからビジネスプランは変わっていて、ビジネスコンテストも複数出ていたので士業関係・弁護士関係のプラットフォームだったりアイディアはもちろんですけれども、違うものも結構いっぱい出していましたね。」

優勝したときは何だったんですか?

「優勝したときはですね、一つはまつ毛エクステンションであると思うんですけれども、あれをeラーニングの教育のプログラムを作って、それを東南アジアで広めてマツエクのエステシャンを広げようを増やそうみたいな、そういうサービスを作って実際に東南アジアの国に住み込んでやったんですけれどもうまくいかず、それは撤退しました。」

在学中に起業されているんですよね。司法試験は結局受けずだったんですか?

「そうですね。受けずに起業をして、在学中に起業するに至ったといった進路変更になります。本当に周りの友人は、弁護士目指される方が多かったので、本当変わってるねっていう、なんで工学部出て企業なんてするの、なんか変だねという形で見られてましたし、親からしてもなんで辞めるのみたいな弁護士の方がいいじゃんって言われましたね。」

会社名がまず株式会社ヒュープロじゃないですか。サービスの名前もヒュープロだと思うんですけど、いわゆる会社を起業してからすぐにこのヒュープロのサービスは始まったんですか?

「はい、そうです。元々の原型は弁護士事務所だったり会計事務所にアルバイトに行けるヒュープロというサイトで始まっていて、それがいろいろ事業も変わって進化して今の形態になったという形です。」

ビジネスのアイディアもあったり行動力もある山本さんですけど、組織のトップとしては最初の頃はいかがでしたか?

「もう全然うまくいかなかったですね。事業を撤退したり辞めた理由の大きな要因の一つは組織崩壊をしたというのもございます。なかなか年上の方に思ったことが言えなくて全然こうしてほしいああしてほしいっていうことを伝えられずに失敗したケースが本当何度もありました。」

こうしたら良くなったみたいな方法ってあったんですか?

「最後たどり着いたのは、無理して指示を出そうとするのではなく、どうなりたいのかというビジョンをとにかく話し続けるということで、思いを伝えるというマネジメントに変えましたね。」

今社員さんはどのぐらいいらっしゃるんですか?

「今は60名を超えたぐらいになってます。」

業界的にも珍しいサービスだったと思うんですけど、なにか業界のリアクションみたいのはあったんですか?

「すごく最初は悪かったですね。そんな変わるわけがないって言われたりだとか、情報をとにかく開示していくんだという思いでやっていたので、その情報を開示したからって何も変わらない、むしろ情報は何も開示できない業界なんだよっていうことをすごく言われていましたね。」

今後考えていることや展開、新サービスはあるんですか?

「実はいくつも考えているので、一つに絞るのはなかなか難しいぐらい考えてるんですけども、やっぱり転職だけではなくって、プラットフォーマーとしてあらゆることをもっとIT化したりだとかDXしていくということは常に考えていて、それでかつグローバルに海外展開していきたいなということは考えています。」

最後に、これからの夢は何でしょうか?

「世界に出て、アジアを代表する会社を作っていくというのが私の夢です。」

株式会社ヒュープロの山本玲奈さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。


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