三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ 鈴村健一 ハードキャッスル エリザベス20代〜30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2020.01.28

学校行事の写真を購入できるWebサービス

千株式会社 代表取締役
千葉伸明
300人くらいの社長に"どんな事業が次に当たりますかね?"と質問をして回りました


今週のゲストは、千(せん)株式会社 千葉伸明さんです。
東京都出身、現在40歳の千葉伸明さんは、
インターネットの写真・動画サービスを切り開いた「千株式会社」を起業、
年間100万世帯のユーザーを抱えるまでに成長させ、注目されています。

「千」という企業名は、千葉さんの「千」からですか?

「それもありますが、アメリカなどの1,000ずつ単位が大きくなる
 キロ、ギガ、テラ、ペタのような感じで、
 そのように1,000くらい努力を積み重ねていけば
 次のステージに行けるのではないかという希望も込めてですね。」

まずは「千」の事業内容を教えて下さい。

「メインの事業は、写真販売サービス『はいチーズ!』。
 小中学校時代に廊下の壁に運動会や遠足の写真が貼り出されて
 番号を書きお金を入れて先生に渡すというものがありましたよね。
 幼稚園や保育園が中心ですが、それを全てインターネットで
 いつでも閲覧・購入できるサービスというのをさせていただいています。」

『はいチーズ!』の特徴や強みは、どこにあるとお考えですか?

「例えば弊社のカメラマンが撮影させていただくと
 1回の撮影で1,500枚くらい、年間で30万枚くらい撮っているんですね。
 例えば卒園式の写真は、この瞬間2、3枚で5人撮れればというところで
 我々は20枚撮ります。1人に対して4枚ずつ撮ってその中から
 2、3枚いいものを選んで保護者の方に届けるという
 一瞬一瞬をどう残すか?ということを一所懸命やっている会社です。
 インターネットでというのはもちろんですが
 カメラマンの撮影の仕方も変わりましたし、
 大量に写真を撮っていますので、人工知能を使って顔検索ができます。」
 
顔認証で目立たないタイプの子どもも見つけやすく、
更により良い写真を選べるということですよね。

そんな「千」のサービスですが、起業するきっかけは何だったんですか?

「元々17歳の頃に父の本棚に『ユダヤの商法』という本がありまして
 これは日本マクドナルドの創業者の藤田田さんが書かれた本なんですけども
 それがすごく面白く、またサッカーをずっとやっていたのですが
 日本で当時サッカーというと南米・ヨーロッパに負け、
 あまりサッカーが盛んではないアメリカにも負けるという中で
 ユダヤ、華僑に次いで日本の総合商社が世界を回しているんだと
 日本人もすごいところがあるんだなと。
 じゃあこういうビジネスの世界で勝負していきたいなと思ったのがきっかけです。」
 
企業する時に大変だったことは何がありますか?

「たくさんあるのですが、まずは赤字が大変でしたね。
 仲間集めも大変でしたし、たくさんの写真をどうやってお客様に
 しっかり届けるかというのも大変で
 日々PDCを回し続けたのが今に至るのではないかと思うのですが
 本当に仲間がいないと出来なかった事業だなと思っています。」
  
起業する時に一番最初にやったことはなんですか?

「社名を決めた事と、サービス名を決めた事ですかね。
 意外と『千』、『はいチーズ!』という名前は
 どちらも2、3週間かけて色々考えて決めました。」

当時、すでにどんな事業をやるか決めていたんですか?

「実は全く決まっていなくて、300人くらいの社長に
 "どんな事業が次に当たりますかね?"と質問をして回りました。
 幸いにも前職がBtoBの、法人向けの光ファイバーの営業だったので
 光ファイバーの営業をさせていただきつつ、
 担当者の方に”将来起業を考えておりまして
 よろしければ社長に質問させていただけないでしょうか”と
 質問させていただいていました。」

そうした中で『はいチーズ!』に行き着いたいきさつを伺いました。

「僕はその当時、今ではスマホと呼ばれるモバイルやインターネットで
 何か事業をと考えていたのですが、たくさん話を聞かせていただく中で
 ある体操教室の社長さんから"うちに何か提案しろ"と言っていただきました。
 そう言ってくださる方は何人かいて、他の社長さんで
 "ピアノの発表会や卒園式などで動画を撮って父兄に渡したら喜んでくれたよ"と
 いう話を教えてくれたことがあり、"それをやったらどうですか?"と
 ポロッと言ったことがきっかけですね。
 それを一緒にやらないかと言われて、当時何も決まっていなかったので
 手伝えるだけ手伝いますと。動画だと重いなと思ったので、
 静止画に切り替えたのが、私と『はいチーズ!』の出会いですね。」 

それはいくつの時だったんですか?

「25歳です。2004年の8月とか、前職を辞める前後ですね。」

17歳の時に『ユダヤの商法』と出会った千葉さん。
大学には行かなかったそうですが、そこにはこんな理由がありました。

「いつも家の前でサッカーをしていると、
 よく通る慶応生でサッカーをしているお兄さんがいて
 その方のお父さんもアメリカで事業をしていて
 アメリカンドリームな話をしてくれたり、"将来どうするんだ?"と聞かれて
 "サッカー選手も簡単ではないから何か仕事しないとと思っています。
 会社も作りたいなと思っています。”と話している時に、
 "大学に行っても教えてくれないからすぐ社会に出たほうがいいよ”
 と言われたのをそのまま真に受けて・・・。
 今では学生ベンチャーとかもあるので、
 周りの友人も学生ベンチャーの奴も半分くらいいますし
 大学に行っても良かったんじゃないかなと思ったりもするんですけど。」

人の話をよく聞く、そしてそれを自分の人生に当てはめて行動する人ですね! 
最後に、これまで乗り越えてきたハードルを教えて下さい。

「まだまだ乗り越えて行かなくちゃいけないと思っているんですが
 今までいた仲間たちとたくさんハードルを越えてきた気はします。
 これからを考えると今まで頑張ってくれた社員が辞める時というのは非常に辛い。
 越えられているかというと越えられていない気もするのですが
 "もっとこう出来ればいいな"と思うことが常々あって、
 なので幸いにも今の仲間と急成長出来ているので
 もっと社内満足度が高まって、みんなの力が社会に貢献できるような
 そんな次のハードルを越えていきたいなと思っています。」

千葉さんには来週もご登場いただきます。
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