三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.03.27

より多くの子たちに、より良い環境を届ける

鈴木良和
株式会社ERUTLUC
代表
鈴木良和
自分の成りゆる最高の自分に近づこう!

今週、スタジオにお越し頂いたのは、
株式会社ERUTLUC代表、鈴木良和さん。
鈴木さんは、1979年、茨城県生まれ。
学生時代に教員やバスケットボールの指導者を目指し、
大学院時代に、ふとしたきっかけで「バスケットボールの家庭教師」という
アイデアに着目。2002年に株式会社エルトラックを設立します。
現在この会社は、バスケットボールのスクールなどを年間およそ6000件以上実施。
子どもたちを対象としたバスケの家庭教師事業を展開しています。
まずは、このバスケットボールの家庭教師について、
具体的にどんな活動をしているのか伺いました。      

「基本的には、子供たちに個人から、家庭から依頼されても
 バスケットボールを教えに行くということなんですが、
 もう一つは指導者を育てるというのもメインのコンセプトとしてあげているので、
 指導者を育てるために、スクールをやりながらコーチの勉強と、
 実際に教えるという現場と、それをフィードバックしながら先輩と後輩で、
 指導者を研究しながら活動を進めています。
 僕達の時代は、住んでいる場所にチームがあるかないか、
 指導者がいるかいないかとかで、バスケットがどれくらいやれるか
 決まっていってしまったんですが、僕としては、バスケ大好きという子が
 選べる場所をつくってあげるというのが大事だと思いました。
 なので、家庭教師という活動のコンセプトは、
 どの環境にいる子でもバスケットがうまくなりたいと思ったら、
 選べるようにしてあげたい。しかもそれは、チームとしての練習だけではなくて、
 バスケットって個人の技能が大きいので、育成年代の頃に
 しっかり個人の技能を磨ける場所をつくってあげるのは、
 価値があると思ってやっています。それこそ、勝利のためではなく、
 その子の将来の成長ために今、何が大事かっていうことを実行できる場所、
 練習できる場所として僕達の環境を使っているのかなぁと。」

バスケットボールを教わる人、教える人、
このマッチングはどう行っているのでしょうか?
 
「基本的には、指導者向けの色んな環境をつくっているので、
 特に関東近郊の将来、指導者になりたいという人が、
 あそこに行けば色んな経験ができるということで知られてきたかなぁという感じで、
 最近が色んな学生さんが来たり、社会人の方も来ます。もう15年立つんですが、
 積み重ねたノウハウで、指導者を育てる、選手を教える、両輪回している感じです。
 登録選手が、1万3000人くらいなので、
 僕が教えた人数もそれ位いると思います。」

しかし、ここまでくるのには様々なハードルがあったといいます。
どうやって乗り越えてきたのでしょうか?

「最初は、お金をもらって教えることなんてない時代だったので、
 それに対して厳しい目はありましたが、
 人に喜んでもらえることをやり続けていれば、必ず道は拓けるというか、
 より多くの子たちに、より良い環境を届ける、そのためにこの仕事をしている
 という信念を持って、続けてきました。
 ビジネスとして成立させようというのではなく、
 たくさんの人に役立つことをするっていうことに焦点を当ててやっていたから
 ある種ビジネスとして成長させてくることが出来たと思っています。
 その子が、自分の成りゆる最高の自分に近づこう
 というコンセプトで働きかけています。」

鈴木さんのさらなるビジョンとは何なのか?
来週も、スタジオにお越しいただき、お話を伺います。
お楽しみに!
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