三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2018.05.15

ベトナム文化をもっと日本に!

マイ・ホアイ ジャン
RAROMA株式会社
代表
マイ・ホアイ ジャン
日本とベトナムに眠るビジネスチャンス

先週に続いてスタジオにお越し頂いたのは、
RAROMA株式会社 代表 マイ・ホアイ ジャン さん。
1985年、ベトナム生まれ。2004年に来日。
立命館アジア太平洋大学・国際関係科を卒業後、
9年間日本企業に勤め、2017年に独立。
「シクロ」というベトナムではポピュラーな
三輪の人力車を使った銀座の観光ツアーを展開。
起業2年目、今まさに奮闘中の起業家です!

事業の中心となっている「シクロ」は、
現在、いろんなプログラムが用意されているといいます。
実際の活用例を含めて教えていただきました。
    
「色々、活用の仕方を用意しているんですが、一つの個人向けだと、
 カップルデートプラン撮影付きがあります。
 ドライバーに漕いでもらうのではなく、カップルたち自身で漕いで遊びに行く。
 要するに男性が漕いで、女性が前に乗る、そのデートの思い出として
 スタッフが付いていって道案内をしたり、写真撮影して、
 デートのアルバムを作成してあげます。
 あとは、桜のシーズンには、インバウンドのお客さんが多いので、
 みんな日本の桜のシーズンを狙ってきます。
 そこで、決まったコースではなくて、お客様の希望に合わせて案内をします。
 桜を見たいお客様ももちろんいます。
 わざわざ日本に桜のシーズンを目指した方がいたんですが、
 もう銀座周辺の桜は散ってしまっていました。
 そこで、相談してまだ桜の残っている豊洲まで行きました。
 橋は、漕いだまま登れなかったので、橋は降りて押して越えました(笑)。
 これも二人にとっては素敵な思い出に変えました。」

さらに「シクロ」には、法人向けのプログラムもあります。

「レンタルや、送迎サービスを提供しています。
 その中でもオススメなのは、体験型のプロモーションというものです。
 シクロまるごと屋根やクッション、ドライバーの服を
 プロモーションしたい企業に着せ替えして、
 そのターゲットのお客様に送迎サービスを体験することにより、
 企業にプロモーションになります。」

しかし、「シクロ」だけでは、まだまだ大変だというマイさん。
ベトナムと日本をつなぐ会社ということで、
今後のビジョン、ビジネスチャンスについて伺いました。

「今、日本からベトナムに行くビジネスが多いです。
 ベトナムは若い国なので日本とは違うチャンスがあります。
 例えば、大きなものだったら、不動産や、道をつくるインフラの事業だったり。
 小さなものだったら、ベトナムのフエという街に有名な屋形船があるんですが、
 ここに日本式の屋形船を持っていったり、ビジネスチャンスは色々あります。
 ぜひ、一緒に日本とベトナムの温かい関係をつくっていきたいと思います。」

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
インバウンド対応の即戦力にもなりたいと語るマイさん。
これからの活躍が楽しみですね!

RAROMA株式会社 代表 マイ・ホアイ ジャン さんのインタビューお届けしました。
マイさん、ありがとうございました。
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