三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ 鈴村健一 ハードキャッスル エリザベス20代〜30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2020.01.07

奪うより作ることがいいと思える世界を

株式会社Liquid 代表取締役
久田康弘
資本主義を使って社会課題を解く


ゲストは、先週に引き続き、独自の生体認証技術で革新的なサービスを提供している
株式会社Liquid代表取締役の久田康弘さんです。

久田さんのことを「高校生の頃から経済システム・オタク」とご紹介したのですが
これは本当ですか?

「中学生くらいの頃から、人類にとって資本主義は最適なのか?と
 哲学的なことを考えるのが好きでした。
 大学にそのまま進学出来る高校だったので
 人生で一番暇な時期でもあり、とにかく本を読んでいました。
 一番最初に哲学的な話に始まったのですが
 徐々にそれが社会の中でどうやって使われているんだろうと
 興味を持ちまして、金融工学とか経済的な話を
 よく読むようになりましたね。」

大学は法学部に進学。理系ではなく文系に進まれたのはなぜだったのでしょう?

「数学はすごく好きだったのですが、
 大学の学部が自由に選べる高校だったので、
 兄などいろんな方に相談をしたのです。
 高校で勉強をしていたというよりは、自分で本を読んで勉強していたので
 どうせ大学もあまり行かなくなるよ。という話をされて
 であればどうせなら社会人の常識を身につけたほうがいいと言われたんです。
 その時法律は人を批判しているルールなので社会常識として
 絶対に必要だと思い、そういったことを学ぶことにしました。」

そして、法学部に通いながら、金融工学を独学。
これも本を読んだりしていたんですか?

「そうですね。最初は本を読むことが多かったのですが
 やはり社会でどうやって使われているんだろうと興味を持ちまして
 色んな企業に行かせていただいたり、実学や投資を始めたりしたので
 実社会の中でどう使われているのか、そういった勉強をしたりしました。」

自分が触れることで学んでいった。これは大事なことですね。
しかし高校生の頃は、バイト面接で落ちまくっていたともうかがっています。
これはなぜですか?

「自由な校風だったので髪の色が2色だったんです。
 金色と一部分だけ赤と、例えるなら鬼のようでした(笑)
 そのおかげで面接に行くと店長さんに明らかに嫌な顔をされて
 変な人が来たな。という感じで、話はしているんですが
 他の人に決めたからと言われることが連続であり
 近所のコンビニは全て落ちました。
 なので、逆にこれは本を読む時間が増えたなと。
 お金を稼がないといけなかったので逆に投資を始めたりとか。
 今思えば落ちてよかったですね。」

お話をうかがっていると、数字に強いような気がします。
算数・数学は得意だったのですか?

「そうですね。数学の本質的なものは、
 抽象化と法則化と僕は呼んでいるのですが
 物事を抽象化してその中に法則を見つけていくことが
 数学の最も重要なことなので、ここについてはすごく得意でしたね。
 一つの基礎になる定理があり、その先の応用定理については
 自分で作って問題を解いていました。教わると逆に記憶に残らないので
 基本的には自分で作るということをしていました。」

いったん証券会社に就職されましたが、3年で退社。
その経験を生かして創業する部分もあったのですか?

「元々は数学を使った金融工学的な部署に配属される予定が
 インターン中にリーマンショックがあり
 ベンチャーを支援する部署にたまたま異動になりました。
 そこで色々な創業者の方に直接触れる機会がありまして
 みなさん資本主義を使って社会課題を解いて、さらに人々を雇って
 という形で理想をしているような憧れの方々がたくさんいらっしゃったので
 これは起業するしかないなと決断しましたね。」

たまたま巻き込まれる形とはいえ、
ベンチャーの方々にたくさん触れる機会に至っているのも運命ですね。

「バイトに落ちたのと同じような感覚で、自分の望んだ方向ではなかったのですが、
 結果的に望んだ方向に来ていますね。」

創業当時、仲間集めや資金調達はどうされていたのですか? 

「ちょうど証券時代の経験が生かされていまして
 創業者の方々に誰が一番優秀なエンジニアかを訊いて回っていたんです。
 その中で何人かリストアップしていきまして
 その方々に直接お声がけさせていただいたり、たまたまイベントで会ったりとか
 そんな形で創業メンバーを集めていきました。」

ヘッドハントは、自分のやりたいことがちゃんと伝わらなくては成立しないですが、
生体認証システムというものにものすごく夢があるわけですよね。

「最初のプロトタイプと言われるような試作品を自分で作って
 それをエンジニアに見せて回りました。
 "こういう商品が出来たら面白くないか?"と。
 そうしたら"面白そう"という形で何人か参加してもらったという形ですね。」

最後に、これからの夢を教えて下さい!

「我々の技術が普及して奪うより作ることがいい世界というのを
 作っていきたくて、経済犯罪するより経済活動に貢献して
 人類にとって何かを作っていく。
 そういったものを実現させていきたいですね。」

2週にわたってありがとうございました!
株式会社Liquid代表取締役の久田康弘さんでした。


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