三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ 鈴村健一 ハードキャッスル エリザベス20代〜30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2020.02.04

人の心に火を付けられるようなことを

千株式会社 代表取締役
千葉伸明
300人くらいの社長に"どんな事業が次に当たりますかね?"と質問をして回りました


ゲストは、先週に引き続き、千株式会社 千葉伸明さんです。
千葉さんが25歳の時に起業した「千株式会社」ですが、
メインの事業は、写真販売サービス「はいチーズ!」というもので、
幼稚園や保育園の日常やイベントなどをプロのカメラマンが撮影した画像を
インターネットでいつでも閲覧・購入できるサービスです。

25歳で起業するわけですが、社会に出て働き始めたのはいつ頃ですか?

「18歳からですね。
 起業のための資金を貯めなければならないということがあったので
 ひょっとしたら多くお金を貯められるのではないかという発想から
 完全歩合の電話営業の会社に入社しました。
 当時は300万円から有限会社ができるという形だったので
 300万円を貯めることが一つの目標でした。」

その会社での業績はどうだったのですか?

「全然ダメでして、UCLAを出ている心理のマネージャーに
 "千葉くんの場合は言っていることが分からないからもうちょっと論理立てて”と、
 ずっと指導していただいていました。
 そんなところから、誰よりも早く出社してトークスクリプトを練習して
 次に早く来た先輩を捕まえて"またお前か…"という顔をされるのですが
 "まずは聞いてください"と練習して、と3ヶ月も続けていると
 4、5ヶ月目にはダントツでトップになっていました。
 人の2倍頑張れば3倍成果が出ると誰かが言っていたのを鵜呑みにして。」 
 
そうして資金を貯めた千葉さんでしたが、最初の企業では辛い経験も。

「1社目の時は、当時の自分としても20歳の自分が社長の名刺を出すのは
 信用されないのではないかと思い、7、8社起業した経験がある前職の上司と起業しました。
 その会社は上手くいかず、すぐその人に騙されました。
 売上や貯めた資金が、今まで失敗した会社の借金返済に当てられていて大変でした。
 呼び集めた友人に”会社は本当に上手く行っているのか?”と聞かれるので
 詳しく聞くと”資金繰りが上手く行っていなくて大変なことになっていると聞いた”と
 言われて気付き、そこから人間不信になりました。」
 
会社は解散し、借金を抱えてしまった千葉さん。
大ピンチからどうやって「千」を立ち上げたのでしょうか?

「そこから救ってくれる先輩、大社長に会いました。
 その方が家に呼び寄せてくれて、ずっと仕事のことを教えてくださって
 24時間勉強で働ける環境でした。
 その会社も歩合制で、そこで同い年ながらずっと仕事をされていて仕事が出来る方がいて
 "このままではダメだから、自分を殺してこいつを丸パクリしろ"と言われて。
 キツかったのですが、一生懸命やっているとまた成果が出てきて
 借金を返して資金を貯めることができました。」

そうして立ち上げた「千」は最初から上手く行ったのでしょうか?

「全然上手くいかなかったですね。
 "どれくらい赤字だったっけ?"と社員に聞いたところ
 "9年赤字だった"と言われました。
 僕の中では7、8年だと思っていたのですが
 "千葉さんの中では7、8年でクリアして次に向かっていたと思うのですが
 赤字をすべてクリアできたのは10年目か11年目で、それまで私は心配でした”と。」

赤字の間にはこんなエピソードもあったと言います。

「コンビニでお金がないから70円のリンゴジュースを買おうとした時に
 70円が無かったんです。右手に持っているのに”財布を忘れました!”と。
 70円が無いというのは結構ヤバいなと思いました。」

そこからどうやって逆転できたのでしょうか?

「みんなと一生懸命、何をすればいいのかと考えました。
 特にお客様である幼稚園・保育園の先生にもご指導いただきながら
 弊社はいまだに平均年齢が27、8歳と若いのですが当時はもう少し若かったんです。
 入社してすぐの1年目、2年目がやっと入れていただいた新しいサービスで
 カメラマンを3人送って、2人送ってというところに
 "すみません、1人しか送れません"と。
 1イベントごとの採算を合わせることに取り組んで、
 すべての構造を黒字にすることを一生懸命やりました。
 構造に歪みがないか常々気にして回していくのは、
 みんながいないと出来なかったですね。」
 
少しずつ階段を登っていくと建て直せると。

「建て直せるというか、最初から建っていなかったですね。
 残念すぎる話ですが(笑)」

最後に、これからの夢を教えて下さい!

「会社を作った時に日本にはこれだけいい会社があるので
 世界を動かせるような会社が作りたいなと。
 新しい事業がやりたいと思ってこの会社をサービスを作ったのですが
 自分が営業していても何を言っているのか分からないというところから
 少しずつ自分の中でも力がついていくのが楽しかったですし
 それが自信になっていったので、人の心に火を付けられるようなことを
 今の仲間と一緒に社会やお客様に届けられるようなことをやっていきたいと思います。」
 
千葉さん、2週にわたってありがとうございました!      
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