三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.01.05

夢を与える仕事を夢の職業に

playground株式会社 代表取締役
伊藤圭史
コロナがあったからこそ、エンタメ業界のチャンスだったと言わせたい


ゲストは、先週に引き続き、
playground株式会社 代表取締役の伊藤圭史さんです。

playgroundには、あのサッカー元日本代表の本田圭佑さんが出資されているとか。

「最初は友人の紹介でお話をさせて頂いて
アジアチャンピオンズリーグで日本に来られた際にお会いしてその場で出資をしようという話になりました。
本田さんはスポーツマンらしくない方だなと思いました。スポーツ選手の方は、圧倒的にそのスポーツに対して価値観が集まっている。
サッカーであれば、サッカー一筋という風になるのですが本田さんはいい意味でフラットで、僕はサッカーができるけど、あなたはビジネスできる人だよねと尊敬の念をもって接してくださる方だなというのは
第一印象も、よくお話させて頂くようになってからも毎回感じるところです。」

視野の広い方なのですね。
そして、playgroundは『総合エンターテックの会社』を目指されるというこれからのお話について教えてください。

「弊社が目指しているのは、スポーツやエンターテインメントに携わる方がもっともっと儲かる世界にしていきたいという事をミッション、
使命として”夢を与える仕事を夢の職業に”という言葉を掲げているのですけれども
それに向けて、電子チケットだけではなくライブ配信やグッズ販売もシステムとして提供したり
それをどう使ってビジネスをするのかというコンサル、あるいはシステムインテグレーション事業といったところまで
包括的にご支援させて頂く会社を目指して事業を拡大しているところです。」

1つの興行を打つ時に、チケット販売やグッズ制作などを様々な会社に頼むのではなく、1つの会社に委託できるということですね。

「まさにそういったところで、4月にモアラライブストアというサービスを新しく立ち上げ、その中でチケット販売、グッズ販売、
オンラインサロンといったものを全部1つのサイトで運営でき、その業務も弊社がお手伝いさせて頂く事業をさせて頂いています。
今でいうと吉本興業さんや、ニコニコ超会議をやっていらっしゃるドワンゴさんや、講談社さんといった会社にご活用頂いております。」

新型コロナウイルスが今後、どうなるか、まだ未知数ではありますがwithコロナのプロジェクトについても伺いました。

「色々とチャレンジしているところにはなりますがまず直近は何とかコロナがあっても興行を復活させたいという思いをもって、
モアラチケットという電子チケットサービスをどんどんコロナ対応させています。
具体的に、今入場するには事前に窓口でお名前を書いてそれをポスト投函して頂く。
そしてチケットを持ってきたら、自分でチケットをもぎる。
さらに検温をしたり、今まで通り荷物チェックをしたりとすごく手間がかかっていて、半券には接触リスクもあったりと
興行を1つ運営するだけでもものすごく人手がかかってしまう。
密を避けようとした結果、スタッフの数が倍増したという状況になっています。
これを何とか解決したく、弊社のモアラチケットは事前に来場される方の名前を入れてQRコードで非接触の形で入場をして頂き
その時に発熱者の検知まで1ストロークで出来るようにしていく。
こういったソリューションを提供していくことによって、場合によってはスタッフがいなくても入場できるような仕組みの開発を進めているところです。」

Withコロナはもちろんですが、今後の人件費削減にも大きな効果を発揮しそうですね。

「さらに、そこからの発展形も目指していて、コロナを乗り越えるところがファーストステップになるんですけども
セカンドステップはコロナを受けて、これがチャンスだったと言ってもらえるように、
オンライン配信とリアルイベントの融合をさせたり行けなくなってしまったチケットを、スマホをタップしたら
すぐに二次流通に出せて、そのチケットを無駄にせずに使っていただけるというものです。」

公式の転売ということですね!デジタルだとそれが実現出来ますね。

「リアルタイムにできるので、前日まで体調どうかな?と悩んでいても最後の最後でピッと押して頂いたら、それだけでマーケットに出せて
受け渡しもデジタルで終わりますので、直前になって行けることになって買っていただく方がすぐに入れるようなシステムになっています。」

システムはできているのですからあとはみんなが知って、みんなが使うことが大切ですね。
最後に、これからの夢を教えて下さい!

「宣言させて頂いている通り、”夢を与える仕事を夢の職業にしたい”というのが私の夢で
スポーツやエンターテインメントに携わる私自身、幼少期の辛い時などにスポーツ選手やエンターテインメントに
支えられてきたところもあるのでそういった人たちに幸せになってほしいというところ。
特に今、コロナで本当に苦しい状態、この年末年始も、ものすごくお金を使って、
頑張って少しでもいいイベントを作ろうと思っていたのに出来なかったということがたくさんあります。
これを超えること、そしてそのあとコロナがあって辛かったけどあれがあったからこそこの業界よくなったよねという風に言ってもらえることを目指したい。
そしてその時にplaygroundがいてくれたからそれが実現できたよねと誰かが言ってくれるような世界になったら嬉しいなと思って、ビジネスをやっているところです。」

伊藤さん、2週にわたってありがとうございました!
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