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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

21.03.29

政府が「地震予測地図」を公表

nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。


政府が「地震予測地図」を公表

このニュースのあらましは…


政府の地震調査委員会は、今後 30 年以内に震度 6 弱以上の激しい揺れに襲われる 確率を示した地図を公表しました。県庁所在地など都市部の多くは、揺れが強くなりやすい立地にあるとして、改めて備えを確認するよう呼びかけています。


鈴村:こちらネットの反応はいかがでしたか?


米重さん:最近東北や関東で地震が続いていますので、そういうところと絡めて「ちょっと不安だ」という声は非常に多いですね。あとは、ご自宅が非常に確率の高い地域にあると驚かれる方や、対策をするにしても、何をしても足りない気がする、といった声も見られました。


鈴村:「地震予測地図」では、どういう予測結果だったんでしょうか?


米重さん:日本の場合ですと、南海トラフや千島海溝といった、プレートが沈み込む位置に巨大地震の発生が予想される場所があるんですね。東日本大震災もそういった“海溝型”と呼ばれる地震にあたるんですけれど、今回の予測地図でも、この“海溝型”の大きな地震の影響が懸念される場所がかなり高い確率が出ています。例えば北海道の根室市は80%、釧路市が71%、茨城県の水戸市では81%、静岡県の静岡市でも70%といった確率で、向こう30年の間に震度6弱の地震が起きると予測されています。
この「地震予測地図」は一定期間ごとに更新・発表されているんですけれど、今回は東日本大震災の大きな余震があった直後でしたので、それが改めて考慮されたということで、東北の太平洋側でも全体的に確率が増えているのが特徴かな、と思います。逆に首都圏は、地下構造などを見直した結果少し減っていまして、そういった地域差のある結果になっていますね。


鈴村:なるほど。この結果をどう受け止めていくか、というのが本当に難しいですね。


米重さん:そうですね。今回の結果は地図で「目で見て分かる形」で公表されていますので、ぜひ皆さんにもご覧になっていただきたいんですけれど、色が濃いところと薄いところ…といった形で色分けされているんですが、かといって、色が薄いところが安全か?というと、そういうことではないんですよね。あくまでも“確率が相対的に低いだけ”であって「強い地震が起きない場所はない」と受け止めなければならないですね。


鈴村:個人レベルではそういったイメージをしておくこと、日頃の備えが大事だと思いますけれど、行政としてはどういう対策に取り組んでいるのでしょう?


米重さん:例えば、東京都では「耐震改修費の助成」を行っています。あとは、地震が発生した際に帰宅困難者の情報を速やかに把握し、避難につなげていく取り組みなどが、東日本大震災以降はさらに進んでいます。


鈴村:我々は“備え”として、どのようなことが出来るでしょう?


米重さん:ご自宅や勤務先など、それぞれどういう場所で被災したらどうなるのか?…ということを事前にシミュレーションし、持ち出すものや備蓄品などをしっかりと見直すこと、あと地域によっては津波のリスクもありますので、避難する場所やそのルートを確認しておく必要があると思います。



そして、今日の #スズコメ はこちら。




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