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25.03.21

サッカー日本代表、W杯出場決定!

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら!


「サッカー日本代表、W杯出場決定!」

吉田:サッカーの日本代表が昨日、来年のワールドカップに向けたアジア最終予選グループC第7節でバーレーン代表を下し、8大会連続8回目の本大会出場を決めました!日本は、後半に鎌田大地選手の得点で先制すると、久保建英選手が追加点を奪い、バーレーンを2対0で破りました。来年のワールドカップは、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催で、この3カ国を除くと日本が出場決定1番乗りです!


ユージ:サッカージャーナリストの河治良幸さんにお話を伺います。よろしくお願いします!河治さんは、現地、埼玉スタジアムで取材されていたそうですが、試合終了のホイッスルが鳴って、ワールドカップ出場が決定した瞬間、会場の様子はいかがでしたか?


河治さん:歓声が上がったのですが、これまでの出場と比べると解放感や残り試合がまだある中での決定でしたので、喜びはありましたがほっとした中でも着実に世界に進んだなという感じです。


ユージ:ある種、ワールドカップこれはいけるだろうという思いがあっての「やっぱり、いけた!」という喜びと安堵があったのかもしれませんね。


河治さん:そうですね。ここがゴールではなくて、その先で躍進するというところが目標になっています。ただ、それをセレモニーで森保監督やキャプテンの遠藤航選手の話がありましたが、ここまでの積み重ね1つ1つが決して楽ではなかったみたいな話があった中で、さらに優勝に向けて進んでいこうというところで、また引き締まった感じです。


ユージ:史上最速で8大会連続8度目のワールドカップ出場決定ということで、これまでの日本代表の戦いを振り返ってみていかがでしたか?


河治さん:終わってみれば楽勝みたいな印象を受けるかもしれませんが、1つ1つはかなり大変で、でもそこを耐えるところは耐えて取るべきときに点を取ってというところを積み重ねて振り返ってみれば、こういう風になったという感じですね。


ユージ:昨日の試合の話ですが、バーレーン戦を振り返ってみるとどうですか?印象的だったところはどういうところですか?


河治さん:バーレーンがすごく良かったというか、日本に早く入って準備していたこともあり、かなりコンパクトに高い位置からプレッシャーをかけてきたこともありました。結構日本も苦しんで押し込まれてファイブバックである時間も長かったのですが、そこで日本側も慌てることなく、しっかりと耐えて後半の得点に繋げていきました。苦しいことがそんなに苦しくないというか、その中でもどう戦っていくかというプロセスを選手達がしっかり理解しているなという感じですね。


ユージ:活躍が目立った選手はいましたか?


河治さん:鎌田大地選手がすごくゲームチェンジャーというか、スタメンを予想していたのですが、ベンチからで南野拓実選手と久保建英選手の2シャドーで入りました。そこから、鎌田選手が入って飛び出しで試合を決めていくみたいなところでも活躍してくれたので、そういうスタートで始める選手と流れを変える選手、クローズする選手みたいな、スタメン=主力というよりかは選手層を感じましたね。


ユージ:ほんとに勝ってワールドカップ出場を決めたのは嬉しいですよね。今回ワールドカップが決まったことによってアジア最終予選残り3試合、ワールドカップに向けた調整にも活用できるのかなと思います。河治さん、どういう戦い方を期待したいですか?


河治さん:ポットというワールドカップの抽選会のために、FIFAランキングを高いところに維持していかないといけません。これからヨーロッパの予選が始まると公式戦でヨーロッパのチームがポイントを加算してくれます。日本はいま、FIFA15位ですが、ここから残りの3試合の公式戦でポイントをかなり加算していかないと、そのあとの親善試合でポイントの計数が少ないので抜かれると抽選会で不利になってしまいます。勝ち続けないといけません。


ユージ:そういうことか。そういう意味ではワールドカップは、出られるけどワールドカップでどう戦っていくか今後の試合がカギを握っていくということですね。


河治さん:そうですね。結果を出さないといけないですし、やっぱり新しい選手だったり、これまで試していない組み合わせをやっていかないといけないので、結果の内容と起用法を3つ揃えていかないといけないと思います。


ユージ:それを踏まえて、3月25日(火)のサウジアラビア戦はどういった試合を期待したいですか?


河治さん:このバーレーン戦で出なかったメンバーも含めて、また改めてどういうメンバーがいいのか、コンディションを見極めてベストな戦いをしていって、良い締め方をして次のシリーズに繋げて欲しいですね。


吉田:最後に来年のワールドカップに向けて、余裕を持った準備ができるようになりました。今後、日本代表がさらに力を伸ばして欲しいポイント、そして目指すべき目標についてはいかがでしょうか?


河治さん:戦い方を固めすぎないことも大事なので、そういう意味では新しい組み合わせだったり、そういうところを試していきながら結果を繋げていく。そして、目指すところは優勝なのでそこに向けてメディアもそうですし、サポーターもそうですが目線を揃えていくことが大事です。


ユージ:サッカージャーナリストの河治良幸さんでした。ありがとうございました!今の話を聞くと、ワールドカップ出場が決まったから一安心かと思いきや、まだ戦いがここから続きますね。最後まで、日本の力を見せつけて欲しいなと思いました。アジア最終予選・第8節。日本代表vsサウジアラビア代表。3月25日(火)夜7時35分、埼玉スタジアムでキックオフです!


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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