network
リポビタンD TREND NET

今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.11.13

“疑似家族付き”住宅見学会

null

今日は、政局から炎上案件まで独自の視点で発信するニュースサイト『J-CAST ニュース』の副編集長、城戸譲さんにお話を伺いました。
城戸さんが注目したネットの話題はこちら!


【妻と娘との暮らしを体験できる、“疑似家族付き”住宅見学会】

鈴村:まずは、ここ数日でネットではどのようなことが話題になったのか、教えていただけますか?


城戸さん:天皇陛下の御即位をお祝いする国民祭典が土曜日に行われまして、話題の嵐もここで歌ったわけなんですけれども、その皇居前広場での祝賀式典の最後のところで、「万歳!万歳!」と万歳三唱が何度も続いたことがインターネット上で注目されました。「多すぎて笑った」とか、「結構な国民が??になっているぞ」といった声から、「誰かが勝手に叫んでいたんじゃないか?」と、元々の段取りになかったんじゃないかといった推測まで、様々に書き込まれたんですけれども、イベントを運営されている、天皇陛下御即位奉祝委員会の広報事務局にお話を伺ったところ、予定通りに行われたものだったというふうにお答えを得ました。


鈴村:予定通りだったんですね。ずっと万歳が続いたってことでね、もしかして、やめるタイミングを逸したんじゃないか?とかいっている人もいましたけど(笑)。そういうわけではなかったってことですね。


城戸さん:次に、4月に起きた池袋暴走事故で、飯塚幸三容疑者が事故から7か月経った昨日、書類送検されました。それを受けてですね、遺族が会見を開きまして、やっとスタートラインに立てて一歩を踏み出すことができるというふうしたいと、一方でですね、先週末にTBS系のインタビューに飯塚容疑者が答えていて、そこで、安全な車を開発するようにメーカーの方に心掛けていただいて、高齢者が安心して運転できるような世界になって欲しいといったような発言をしていたことを受けまして、加害者は2人の死と向き合っているとは思えないのではないかという苦言も呈されていらっしゃいました。


鈴村:これは、本当にそう思いますよね。なぜあんな発言をするんだろうって思いましたね。ちょっと理解が出来ませんでした…。
そして、今朝ピックアップしていただいたネットの話題は何でしょうか?


城戸さん:はい、『妻と娘との暮らしを体験できる、“疑似家族付き”住宅見学会』です。


鈴村:疑似家族付き住宅見学会ということなんですけど、これはどういうことなんでしょうか?


城戸さん:これはですね、住宅メーカーの『リガード』が実施する“疑似家族付き”住宅見学会というのがツイッター上で話題になっていまして、「今、家族を持たない人に、家族と暮らす幸せを感じてもらうリアルなバーチャルサービス」と銘打った住宅見学会を今度の日曜日に東京の国分寺市で行います。奥さん役と娘さん役の役者さんとモデルハウスで交流して、疑似の家族を楽しむと。


エリザベス:えぇ〜楽しそう!!(笑)


鈴村:すごいなこれ。(笑)


城戸さん:来場者はホームパーティで使う紙皿を買い出すというところからスタートしまして、戻ってきて玄関を開けると、奥さんと娘さんが「おかえりなさい」と出迎えてくれて、リビングに移ってクラッカーにトマトを乗せるとか、パーティーの準備を進め…


鈴村:緊張するこれ。(笑)


城戸さん:その後、奥さんとビールを飲みながら休憩したりする20分ほどのものなんですね。


エリザベス:そんなことまで!?


鈴村:面白〜い!


城戸さん:演出は人気劇団の『ヨーロッパ企画』の方が手掛けて、役者さんもアドリブに対応できるようにいろいろと稽古を重ねていらっしゃるということです。


鈴村:おぉ、すごいなこれ!ネットではどのように受け止められているんですか?


城戸さん:企画が公開されたところ、いろいろと反響を呼びまして、「ついにここまできたか…」ですとか、「企画は面白いけど、昭和っぽいよね」といった声だったり、あとは、「世にも奇妙な物語でこんなのを見たことあるよな」といったような。


エリザベス:あ〜〜っ!!


鈴村:あるある!覚えがある!!これが現実がどうかわからなくなっちゃうみたいなやつ!すご〜いっ!


城戸さん:(笑)


鈴村:この企画はどんな狙いがあるんでしょうか?


城戸さん:リガードの担当者の方にお話を伺ったところ、企画の狙いは、「暮らしを実現するための手段として、住宅を提供しているという私たちの考え方を知って欲しい」とお話していました。実際にリガードの独身男性の社員の方が体験されたということで、この方にもちょっとお話を伺ったところ、「最初は戸惑いもあったものの、だんだんと『ちょっといいな』と。終わりがけに一抹の寂しさみたいなものを感じました」と満足げにおっしゃっていて…


鈴村・エリザベス:(笑)


城戸さん:「家族がいる幸せを実感した」ともおっしゃっていました。


鈴村:面白いなぁ。(笑)


城戸さん:すでに募集は締め切られていまして、5組が参加する予定なんですけれども、もし、反響があれば、今後も実施することを検討しているというふうにおっしゃっていました。


鈴村:これは、ロールプレイといわれる仕組みですね。実際に体験してみることで、その感覚が味わえるということなんですけど、これは、体験した人の感想を改めて聞きたいですよね。


そして、今日の #スズコメ はこちら。









過去の #スズコメ #シゲコメ を音声でCHECK!!

  • X
  • Facebook
  • LINE
Top