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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.04.02

こころの健康を保つためのサポートガイド公開!

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
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今日は、気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ねとらぼ』の編集長、加藤亘さんにお話を伺いました。
加藤さんがピックアップしたネットニュースはこちら!


【こころの健康を保つためのサポートガイド、日本赤十字社が公開】


鈴村:ねとらぼ編集部では新型コロナウイルス対策としてどういったことをされているんですか?


加藤さん:なるべく人に会わないようにということで基本、在宅ですね。昨日、全社会議があったんですけれども、Zoomを使って行いました。


鈴村:そうですか、そういう対策をとっているんですね。今、ネット上では感染者を特定したり…という動きが活発化していたりという話が聞こえてくるんですけど、加藤さんはどう思われますか?


加藤さん:このあとの取り上げる話題でもあるんですけれども、日本赤十字社が新型コロナウイルスには3つの顔があるということで記事を公開しているんですよね。一つ目が“病気のそのもの”、二つ目が“不安と恐れ”、そして三つ目がそこからつながる“嫌悪と偏見と差別”。この三つの顔が感染症にはありますよという話があるように、今後、差別だったりとかが見えてくるときつい世の中になるんじゃないかなと思いますね。


鈴村:そうなってしまうのか、今、ちょっとずつ出てきたりしていますよね…。
さあ、今回、お話を伺うニュースはなんですか?


エリザベス:『こころの健康を保つためのサポートガイド、日本赤十字社が公開』です。


鈴村:日本赤十字社が作成した『こころの健康を保つためにサポートガイド』、どういった内容なのか教えてもらえますか?


加藤さん:はい、日本赤十字社が国際赤十字と協力して作ったもので、『こころの健康を保つためのヒント』が掲載されています。
現在、インターネット上で、『感染症流行期にこころの健康を保つために』シリーズと題して、3つのPDAファイルが公開されています。その中から、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
まず、『隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ』というのがありまして。
隔離されている事で、私たちは様々な感情の反応が生れます、と。例えば、自分の体調や仕事・将来について不安になることはもちろん、最悪の事態を考えて思考が現実離れしたり、落ち着きが奪われたりします。また、自由が制限されることで、腹を立てやすくなったり、孤立や寂しさを感じます、と。
日本赤十字社はこうした反応は『とても自然なこと』と説明しているんですよね。
こういった状況で大切なことは
・活動的であること
・家族や友人とのつながりを維持するよう努めること
・苦しい状況であっても、ユーモアのセンスを持てるようになること
…などがあげられています。


鈴村:そうですよね、やっぱり、ひとりにならないこと。人になかなか会えないからこういうことが起きるんですけど、今だとWebでつながっている世界だったりがありますから、何かつながりは持った方がいいでしょうし、あとは、寛容であることっていうのは大事な気がしますよね。笑いに変えられる力とかね。今は、何でも悪く見えますもんね。


加藤さん:そして、次のようなことはできるだけ避けるようにしてくださいということで、最悪の事態をずっと考え続けること。一日中、睡眠をとり続けること、関連ニュースや情報をずっと読み続けること、先にあげた不安や恐れといった自然な感情を隠したり、抑え込むこと。などをあげています。
日本赤十字社によると「こころの健康を保つために、周囲の人と意見や感情を共有することが大切」とのことです。
あとですね、『隔離や自宅待機されている方の周りにいるあなたへ』ということで、先にお伝えした通り、隔離されている方々は、不安や恐れ、怒り、孤独などを感じるのが自然なことです。そういった方々に対して特に覚えておきたいのが「長い休みがとれてよかったね」とか「仕事しなくて良くてうらやましい」など、隔離期間中のことを心無い言葉で形容するのはやめましょう、と。その方が隔離の時間を持つことで、感染拡大の予防に貢献しているということを常に忘れないでいてください、と伝えています。
またですね、「コロナの人」や「コロナにかかったかもしれない人」という表現はやめましょう、と。意図せずその方に疎外感を植え付けたり、傷つけてしまうかもしれません。さらに、個人情報が特定されてしまうようなSNSへの投稿などに気を付けてください。そして、もしも隔離されている人の体調が悪くなった時には、まず最寄りの保健所など窓口に電話相談することを勧めています。検査や相談をためらってしまっている場合には、「その人の不安を受け止めてあげましょう」ということですね。
ほかにも、高齢者や基礎疾患のある方と、そのご家族に向けたアドバイスも掲載されていますので、いざという時のために是非ご覧いただければなと思います。


鈴村:こういう話を改めて聞かないと、わかんなくなっちゃったりするんですよね。視野が狭くなってしまうというか。だから、こういう時には、コミュニケーションって大事だなって改めて思いますよね。ラジオって誰かと話しをしているのに近いメディアといわれていますから、ラジオを聴いてもらうのも良いことかもしれませんよね。……何か力になれればなぁ。



そして、今日の #スズコメ はこちら。










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