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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.06.26

新日本プロレス、再開!コロナ禍でもプロレスが求められるワケとは?

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。
今日、お話を伺うプロフェッショナルは、週刊プロレス編集長の湯沢直哉さんです。
湯沢さんに取り上げていただく話題はこちら!


【新日本プロレス、再開!コロナ禍でもプロレスが求められるワケとは?】

エリザベス:今月15日、およそ3ヶ月半ぶりに大会を再開した新日本プロレス。会場は非公表、完全無観客の中、時代の空気も取り入れた熱い戦いを繰り広げ、その様子は配信サービス「新日本プロレスワールド」でファンに届けられました。


山崎:週刊プロレス編集長の湯沢直哉さんにお話を伺いました。今でこそコロナの影響はあるとはいえ、ここ数年は過去最高レベルの売り上げを更新している新日本プロレス。業績が低迷していた時代もありましたが、なぜ、今、人気が再燃してV字回復を果たせたのでしょうか?


湯沢さん:2000年代の中盤以降、エースを自任した棚橋弘至選手がチャンピオンになりまして、地道な試合内容、レベルが高いものを見せていって徐々にファンの信頼を勝ち取り人気が上がってきました。その後、2012年にカードゲームの上場企業「ブシロード」が親会社になって、そこのバックアップが大きかったと思います。様々なメディアで新日本や選手の名前を露出させ認知度を高め、大きい興行も打ちました。試合内容は棚橋選手中心でしたが2012年のブシロード体制になったと同時に"レインメーカー"金の雨を降らすオカダ・カズチカ選手が出てきて、いきなり棚橋選手に勝って新日本のトップになりました。その二人の戦いが軸となって、もともと選手層が厚かったのもあり激しい戦いを地道にしていって2010年代中盤になるとビッグイベントを全国で開催していったことで、より知名度を上げていきます。2014年になると「新日本プロレスワールド」という動画配信サイトを立ち上げ、今の試合はもちろん過去の試合も見られるということで昔のファンも戻って、人気を上げていったということじゃないですかね。


山崎:オーナーが新しくなり、広告宣伝もうまくいき、若い才能も誕生している。新日本プロレスを取り巻く環境は、今まさに最高の状態と言えるかもしれません。では、およそ3ヶ月半ぶりに大会を再開した新日本プロレス、コロナ禍における新しいビジョンとは?


湯沢さん:日本のプロレス団体はいっぱいありますが、その中では突出したNo.1という独走状態が続いていると業界内でも言われていまして、おそらく目指しているものはアメリカで世界一と言われてる団体・WWEのようなプロレス王国というか、新日本プロレスを見れば一番すごい試合が観れる、またプロレス以外のジャンル、エンターテイメント業界でしっかりしたもの、野球やサッカーに匹敵するような認知度を上げていこうと意識していると思っています。


山崎:最後に、湯沢編集長が今、注目している選手についても伺ったんですが・・・聴きたい?聴きたい??・・・どうしよっかな・・・
「トランキーロ!!あっせんなよ!!」


湯沢さん:当然、今年のドーム2連戦で、IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルの2冠王者になった内藤哲也選手が1番注目ですが、僕としては内藤選手と同じユニットにいて内藤選手に匹敵するくらい人気のある、高橋ヒロム選手というIWGPジュニアチャンピオンも注目したいと思っています。


山崎:IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルの2冠王者・内藤哲也選手と、IGWPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム選手!内藤哲也選手はメキシコへのプロレス遠征を経て、メキシコ由来のユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を結成。「自由なる戦い」「制御不能」、そんな言葉がピッタリなプロレスラー。今は新日本プロレスの頂点に君臨していて、棚橋選手とも人気を分ける選手です!
高橋ヒロム選手は、湯沢さんによると奇抜な行動やコメントなどでも注目を浴びている中、激しい戦いも多く、カリスマ性も感じられるそうです。これまでのイメージを覆して、ジュニアにいながらプロレス界のトップに立つという新たな歴史を作ってくれる可能性もあるのでは?と期待されています!



そして、今日の #シゲコメ はこちら。




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