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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.10.02

世界最高峰のG1レース『凱旋門賞』

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、競馬ライターの平松さとしさんです。
平松さんに取り上げていただく話題はこちら!


【世界最高峰のG1レース、凱旋門賞】

明後日、フランスのパリロンシャン競馬場 芝・2400メートルで行われる世界最高峰のG1レース『凱旋門賞』。日本からは6歳の牝馬、ディアドラが参戦する他、武豊騎手がアイルランドの調教馬、ジャパンに騎乗します。



山崎:まずは、世界中の競馬関係者が憧れるタイトル『凱旋門賞』について伺いました。


平松さん:凱旋門賞の第1回が行われたのが1920年なんですね、途中、戦争などで中断もあったのですが、今年で99回目を迎えるレースでして、ヨーロッパの2400メートルというのは、競馬の根幹距離とされているレースで、その最高峰にあたると言っても過言ではないレースですね。フランスのレースですけど、ヨーロッパ中からこの距離で活躍している馬が集まる感じになりまして、近年では、『トレヴ』といったフランスの名牝が2連覇したり、今年も出走する『エネイブル』というイギリスの牝馬、一昨年と3年前と2回勝ってまして、去年は2着だったのですが、今年、史上初めての3勝目を目指します。このように毎年ですね、名馬が揃うレースであります。


山崎:凱旋門賞といえば、日本の競走馬が、あと一歩のところまで迫りながらもまだ一度も栄冠を手にしたことが無いレースでもあります。そんなレースに最も多くチャレンジし続けているのが、武豊騎手。続いては、今年の武豊騎手の挑戦にフォーカスします!
今年の凱旋門賞では、『ジャパン』という馬に騎乗する武豊騎手。1994年に『ホワイトマズル』という馬でこのレースに初挑戦して以来、これまでに8回騎乗していますが、まだ先頭でゴールインしたことはありません。3年連続・9回目のチャレンジ。果たして、どうなるのでしょうか!?


平松さん:武豊騎手にとっては、悲願の凱旋門賞制覇を狙うのが今年のジャパンという馬とのコンビで挑むレースになります。ジャパンは、馬名はジャパンなんですけど、実はアイルランドの馬でして、アイルランドのリーディングトレイナーのエイダン・オブライエンという調教師が管理している馬です。そのジャパンなんですが、今年に入ってからの成績が今ひとつなんですね。それで人気も落としているのですが、昨年はイギリスのインターナショナルステークスを勝ったり、凱旋門賞でも4着だったりと、能力がある馬なのは間違いありません。武豊騎手は、そのあたりも分かっていて、最近の成績は今ひとつだけど、なんとか力を発揮させてあげて、僕にとっても悲願が達成できるように頑張りたいと、おっしゃってました。


山崎:ちなみに、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、海外遠征をした日本人騎手は帰国後2週間は隔離期間となり、レースに出る事はできません。その間の国内G1レースに出場できないのも覚悟の上で武騎手が挑むのが今年の凱旋門賞なんです、と平松さんはおっしゃっていました。
そんな武騎手とジャパンのコンビの他にも、注目馬はたくさんいます。今年の凱旋門賞は“近年稀に見るレベル”との評価もあるそうです!


平松さん:今年のメンバーはですね、『マジカル』や『ガイヤース』といった有力馬が回避することになったのですが、それでもまだ、さすが最高峰のレースと言われるだけあって、良い馬が揃っております。最も注目されるのは、過去2勝、去年も2着の『エネイブル』の4回目の挑戦。勝てば3回目の凱旋門賞制覇、これは史上初の偉業になります。他にはですね、3歳で地元の牝馬『ラービアー』、まだG1は勝っていないのですが、折り合いさえつけば爆発力があるということでかなり注目を集めています。あと、日本からは『ディアドラ』が参戦するんですが、残念ながら最近の成績が今ひとつということで、ここで巻き返すのは、個人的にはちょっと厳しいかな?という気がしているんですが、もちろん日本の馬なので応援はしたいと思います。


山崎:ちなみに、これまで凱旋門賞へ挑戦した日本馬は、全部で26頭。その中で、惜しくもあと一歩の2着となったのが、1999年の『エルコンドルパサー』、2010年の『ナカヤマフェスタ』、そして、2012年、2013年と連続2着となった『オルフェーヴル』。また、武豊騎手としては、フランスの調教馬『サガシティ』で挑んだ2001年の3着が最高だということでございます。『ディープインパクト』は3着で入ったんですけどその後、失格ということもありました。日本のホースマンにとっては、悔しい思いが続く凱旋門賞。今年はどうなるのか注目です!…が!!
私ですね、昨年、個人的な話になりますが凱旋門賞とっております!!!


エリザベス:おっ!?


山崎:1番人気のね、エネイブルが2着だったんでね、割と配当も良くてですね、日本でもJRAのサイトに登録しておけば馬券を購入することができますので、日本でもね、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?


エリザベス:やましげさんもそのひとりですよね!?


山崎:もちろんですっっっ!!!


そして、今日の #シゲコメ はこちら。





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