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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

21.01.22

『スキー競技・日本のトップ選手たちの今』にフォーカス!

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、国際スキージャーナリストの岩瀬孝文さんです。
岩瀬さんにフォーカスしていただくのは…


【スキー競技・日本のトップ選手たちの今】


エリザベス:現在、世界各地でワールドカップが開催中のスキー競技。日本のトップレベルの選手達も各地の大会で力を磨いています。


山崎:まずは今シーズンのスキー競技の様子から、今後、メダルが期待できる状況にある種目をピックアップしていただきました!


岩瀬さん:今シーズンですね、毎年行われているW杯の男子女子、ジャンプがありノルディック複合も今シーズンから女子も始まりましたので男子女子、あとは、クロスカントリースキーの男子女子、それから、アルペンスキー男子女子、その他もありますが、メダルを期待できるのであれば、『ジャンプ 男子・女子』と『ノルディック複合 男子』かなと思います。大まかな予想としてはそれらがあげられます。


山崎:続いては、今後注目の日本人スキーヤー達をあげていただきます。まずはスキージャンプ男子から!


岩瀬さん:今、2トップですね。『小林陵侑』選手、W杯個人総合優勝を過去にしています。それと今期は、『佐藤幸椰』選手が小柄ながら コンスタントに上位1桁台に入っていますのでひとつの風向き次第、いい風がちょっと吹いてくれると完全に表彰台、3位には入る実力は持っていますので、日本チームはその2人を中心に虎視眈々と上位プラスメダル圏内を狙っていけます。もう1人が長身の大柄な選手なんですけれども、『佐藤慧一』という若手がいまして、3番手に付けて来ているので、日本チームは団体戦でも、今、5番6番で割と調整しながら戦っていますけれども、これも3番には入る状況にあります。もうひとつ、ノルディック複合で、ベテランの『渡部暁斗』選手もW杯スキーで1桁台に入って来ているので順調な調整をしていますね。


山崎:続いて、スキージャンプ女子!


岩瀬さん:女子に関しては、皆さんご存知だと思うんですけども、『高梨沙羅』選手が実力派で、海外勢のノルウェーやドイツ、オーストリアの選手がですね、ここ3年くらいで伸びて来たので、連戦連勝というわけにはいきませんけども、レベルの高い試合が今月末にまた行われますので、そこにも注目して欲しいです。というのは、高梨沙羅選手だけでなく、日本チームには『伊藤有希』選手、それから、昨シーズン、今シーズンと急激に伸びて来た長野の野沢温泉村出身の『丸山希』選手がものすごく調子を上げて来ています。ですから、どの選手も、どのタイプも、色々な細かい技術を言い出したらキリがないのですけども、色んなかたちで攻め込めるタイプの選手が揃っていますので、あとは、いい風次第となっています。W杯では、日本チームは一切帰国しないで、ずーっと欧州に滞在しています。というのは、色々なことがあるので今シーズンは無理をしないで、各々のペースでそれぞれが調整する時期に当てています。その上で、情勢が落ち着きましたら本来の本当の実力を出すようなかたちに持って行こうとしているのが日本チームの現状です。


山崎:最も結果を出すべき時に備えて、海外のライバル達とともに実力を磨いている状況、ということですね。花形競技でもあるスキージャンプは、男子・女子ともに、やっぱり、期待できますね!団体戦にも注目です!ジャンプ以外だと、オリンピックで2大会連続で銀メダルを獲得している ノルディック複合男子の渡部暁斗選手も順調な調整をしているとのことですね。
スキージャンプといえば、『日の丸飛行隊』ですよね!?1972年、札幌オリンピックでの表彰台独占。1998年、長野オリンピックでの船木和喜選手、原田雅彦選手、岡部孝信選手 斎藤浩哉選手の団体金メダル。「船木〜」ですよ、原田さんの。あの日本人選手の層の厚さが再び復活しそうです!
スキージャンプの面白さって追い風だとすぐに失速して落ちてしまうから遠くまで飛べないのよね。向かい風だとその風を受けて遠くに飛べる。これ、人生と一緒ですよ、向かい風が自分を成長させてくれるわけですから、“ジャンプも人生も向かい風で高く飛べ!”ということです。
ちなみに今から9年後、2030年の冬季オリンピックは、開催地の候補として札幌市が招致を目指しています。もし決定となれば、再び、あの感動が札幌で見られるかもしれません!



そして、今日の #シゲコメ はこちら。






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