21.02.26
サッカーJ1リーグにフォーカス
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します！！
金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、サッカージャーナリストの河治良幸さんです。
河治さんに伺うお話はこちら！
【サッカーJ1リーグ】
エリザベス：いよいよ今日、2月26日、開幕する2021シーズンの「明治安田生命 J1リーグ」。幕開けを飾るカードは、昨シーズンの王者・川崎フロンターレが、横浜F・マリノスをホームに迎えての“神奈川ダービーマッチ”です。
山崎：河治さんに、まずは昨シーズンを振り返っていただきましょう！
河治さん：2020年は、川崎が圧倒的強さで、攻撃力もそうだし、攻撃的なサッカーをしながら守備も安定していて、ほぼ完全無欠と言ったらいいのか、危なげなく優勝を飾り、しかも天皇杯まで優勝したという、総合的に全ての面で川崎がチャンピオンに相応しかったと思います。
山崎：まさに圧倒的な力でナンバーワンの座に君臨している川崎フロンターレ。果たして、その牙城を崩すクラブチームは現れるのでしょうか？今日から新しいシーズンがスタートする、J1リーグの注目すべきポイントとは？
河治さん：川崎フロンターレの2連覇がどうなるか？というシーズンでありますが、対戦相手も当然、川崎対策をしてきますし、それから今年は降格が4つあるので、残留がかかっているチームは強豪に対して、負けられないために守備的な戦い方をはっきりしてくる可能性があります。川崎に対して、あらかじめ力的に厳しいチームもそうですが、試合の中で難しくなったら意図的に退いて、川崎に対してブロックを作りながらカウンターを狙うような戦い方をしてくるチームもおそらくあると思うので、そういったチームを川崎がどう攻略するか？といった試合が結構多くなるかもしれません。
打倒川崎の筆頭、今年優勝にすごく近い存在が鹿島アントラーズだと思います。その理由としては、昨シーズンはザーゴ監督が新しく就任して、これまでと違うサッカーを植え付けるのにかなり苦労して、最初のうちは連敗続きで、外からの批判やファン、サポーターの不安も強まりましたが、そこから徐々にチームが良くなって、上の方でフィニッシュしました。惜しくもACLに届きませんでしたが、逆に届かなかったことによってシーズンの中での負担がかなり少ない状態でやれることもあって、去年はACLがプレーオフからスタートしたのですが、今年はしっかりオフをとった上で、落ち着いて準備をして入れました。去年植えつけたベースに新加入選手やディエゴ・ピトゥカというブラジルでも指折りのMFが加入して、そういった選手たちがどれだけプラスαを加えられるか？東京五輪代表候補でもある上田綺世が昨シーズンの10得点から、さらに上乗せしていけるか？みたいなプラスαが加わってくれば、十分に川崎と優勝を争うだけのポテンシャルはあると思います。
山崎：まず、今シーズンの注目ポイントは、J1からJ2への降格が4チームもある、ということ。昨シーズン、コロナの影響を考えてJ2への降格を取りやめたことにより、今シーズンのJ1は例年より2チーム多い、20チームの大所帯になっています。その結果、チームの数を調整する形となり、今シーズンは、下位4チームがJ2に降格してしまうという、全チームが油断できない、無駄な失点が許されないサバイバルシーズンとなります。そして、注目チームとして河治さんにピックアップして頂いたのが、王座奪還に向けて、着実に力を付けているという鹿島アントラーズ。その注目選手も2人、挙げて頂きましたが、他のチームで、今シーズンの活躍が期待される選手はどうでしょうか？
河治さん：やはり東京五輪世代、東京五輪が実際夏に無事に行われるかどうか分からないですが、いわゆる東京五輪世代の選手たちの活躍、それからJリーグでの経験を経て成長が期待されるシーズンになると思います。当然、筆頭株として川崎フロンターレの三笘薫がいますが、FC東京の安部柊斗、コンサドーレ札幌の田中駿汰といった選手はさらなる飛躍が期待できると思います。また昨シーズン、三笘薫がブレイクしたことによって、大卒ルーキーの選手たちが、次の三笘薫になるべく野望を燃やしているというか、例えばコンサドーレ札幌の小柏剛や浦和レッズのボランチ伊藤敦樹が、次の大卒ルーキーでのブレイクというところが期待されます。
山崎：「東京五輪世代」、「大卒ルーキー」というキーワードをもとに5人の選手を挙げて頂きましたが、その世代が注目を集めるきっかけとなった中心人物といえば、やはり、川崎フロンターレ 18番、MFの三笘薫選手！昨年はルーキーイヤーながらも大活躍を果たし、「ベストイレブン」や「フットボーラー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれています！凄いんですよ！見ていて、上手いな〜と思うだけじゃなくて、ワクワクしちゃう。そこに対抗する選手も出てきますし！今シーズンのJ1リーグは、これからの日本のサッカーを背負っていく若い力に注目してみてはいかがでしょうか！
そして、今日の #シゲコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET”??
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) February 26, 2021
2/26金の #シゲコメ 。本日は、たくさんの誕生日お祝いコメントありがとうございました。そしてフォーカスしたのは「サッカーJ1開幕??」川崎フロンターレVS横浜Fマリノスの開幕戦。最初の頃は、開幕といえばFマリノスVSジュビロ磐田でした。#ワンモ 続く ??
Jリーグ創成期の頃、よく試合を見に行っていました。ジュビロ磐田の名波選手が好きで、私と顔が似ている。当時の彼女にそんなことを言われて、好きになっちゃうというサッカーファンからしたら申し訳無い理由ですが、ジュビロの試合を国立競技場に見に行きまして、#シゲコメ #ワンモ 続く?
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) February 26, 2021
試合前に応援団の方が紙吹雪とかをくれて、練習をするんです。試合開始、キックオフの笛と共に、「デデン、デ、デンデン、ジュビロ磐田！」の"ジュ"の ところで紙吹雪を投げる、その練習を散々するんです… 続きは、#AuDee で! #シゲコメ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) February 26, 2021
