21.03.12
『センバツ高校野球』にフォーカス
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、野球に詳しい、スポーツジャーナリストの古内義明さんです。
古内さんに取り上げていただく話題はこちら!
【センバツ高校野球】
エリザベス:『第93回選抜高等学校野球大会』は、来週の金曜日、3月19日から阪神甲子園球場で行われます。去年の開催中止を経て迎える今大会は、全国から集まる一般選考28校、21世紀枠4校の計32校が春の高校野球日本一をかけて争います。
山崎:まずは、コロナ禍における春のセンバツ。その開催方法について伺いました。
古内さん:感染拡大防止策として、大会前、大会中のPCR検査の実施、開会式はですね、第1日に出場する6校だけが参加し、通常のライト側からの入場行進は行わずに外野に1校2列に並んで整列し、1校ずつ内野に向かって行進します。残る26校は、行進する映像を甲子園の大型スクリーンで放映する新たな開会式となります。そしてグッドニュースなんですけども、上限が1試合1万人になり、保護者や高校野球ファンが観戦可能に。ただ、甲子園名物のアルプススタンドは、1校あたり上限1000人でブラスバンドの演奏は禁止、拍手だけのですね、新たな応援スタイルのセンバツになります。センバツのチケットは、史上初めて全席、前売指定席で、インターネット限定販売となりました。甲子園球場での当日発売はありませんので、ここは要注意です。アクセスが殺到したのはですね、昨年秋の近畿大会決勝の再現カードとなった、大阪桐蔭と智弁学園が激突する大会4日目に集中しました。なんと発売から30分足らずで完売した好カードになりました。
山崎:さっそく1回戦から強豪同士の戦いが予定されている今大会。どんなドラマが待っているのでしょうか?一般選考28校、21世紀枠4校の合計32校が春の優勝旗を目指して戦う、今年のセンバツ高校野球大会。その中で、古内さんが注目している高校とは!?
古内さん:優勝候補筆頭は、タレントが揃う『大阪桐蔭』、その大阪桐蔭と1回戦で対戦する近畿王者の『智辯学園』、東海王者の『中京大中京』、そして、関東王者の『健大高崎』。公立校に目を移せば、長崎代表で九州王者の『大崎高校』、総合力の『県立岐阜商業』、そして、大会No1投手、小園を擁する『市立和歌山』を挙げたいと思います。面白い対戦ではですね、大会2日目の第3試合で、東海大相模 対 東海大甲府の“東海大対決”が実現します。両チームともブルーのチームカラーでストライプの入ったユニフォームで見分けるのが相当難しいです。ちなみに2つボタンでブルーが濃い方が、東海大相模、フルボタンで薄いブルーが東海大甲府なので、その辺りも注目してください。
山崎:ということで、まずは、優勝候補として7校、ピックアップして頂きました。大阪の大阪桐蔭、奈良の智辯学園、愛知の中京大中京、群馬の健大高崎。もう常連ですよね、甲子園では、この4校。さらに、公立高校からは、長崎の大崎高校、岐阜の県立岐阜商業、和歌山の市立和歌山!
優勝候補に7校ってさ、実力が拮抗しているいい大会になりそうですね?
エリザベス:そうですよね!
山崎:そして、東海大対決も気になりますしね。最後に、この大会を盛り上げてくれそうな選手達について教えていただきましょう!
古内さん:今大会はですね、超高校級のピッチャーが目白押しなんですよね。まずはですね、市立和歌山の『小園健太』、そして大阪桐蔭の左の『松浦慶斗』、右の『関戸康介』、中京大中京の『畔柳亨丞』。この4人はですね、高校生ながら150キロを超える豪速球を甲子園のマウンドで披露してくれるはずです。一方、バッターではですね、県立岐阜商業の『高木翔斗』、そしてですね、智辯学園の強打の『前川右京』、この2人に注目してください。暗いニュースが多い昨今ですが、「春はセンバツから」と言われるように高校球児のハツラツとしたプレーで日本中を明るくしてほしいと願わずにはいられません。
山崎:はい、同感です!今大会にはなんと!球速150キロオーバーのピッチャーが4人いるということで、市立和歌山の小園健太投手。大阪桐蔭の左腕・松浦慶斗投手、右腕・関戸康介投手。中京大中京の畔柳亨丞投手。バッターでは、県立岐阜商業の高木翔斗捕手。智弁学園の前川右京外野手。大阪桐蔭には左と右に150を投げる投手がいる…。
エリザベス:すごいですよね…。
山崎:すごいですね〜!ちなみに、選手宣誓は、仙台育英のキャプテン・島貫丞選手です!センバツ高校野球大会は、来週の金曜日開幕です!
そして、今日の #シゲコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET”??
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 12, 2021
3/12金の #シゲコメ は「センバツ高校野球」昨年は無く、
悲しい思いをした高校球児、関係者、ご家族の方も多かったと思います。もちろん野球だけでなく、いろんな大会がなくなってしまって、頑張ってきた成果を出せなかった方も多かったと思います。続く?? #ワンモ
#シゲコメ 色んな競技、ジャンルで頑張った人がその力を発揮できる1年にして欲しいと思います。その先陣を切るセンバツが無事開催でホッとしています。大阪桐蔭は、左腕と右腕、150キロオーバーの投手が2枚いる。健大高崎が好き、盗塁いくつする?足でかき回し崩していく。続く? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 12, 2021
野球は、色んなスタイルがあって良い。公立の学校が頑張るのも嬉しい。選手宣誓をくじ引きで選んだ、震災から10年目に宮城代表の仙台育英のキャプテンがするのも巡り合わせな気がします。東海大対決も楽しみ。智弁対決も見たかった。高校球児のみなさん、本当に頑張ってください。#ワンモ #シゲコメ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 12, 2021