山口県といえば、高級食材のふぐや日本最大級の鍾乳洞・秋吉台を思い浮かべる方もいるでしょう。地元民はどんなところをオススメするのか、エフエム山口で番組を持つフリーパーソナリティーの山田香織さんにうかがいました。山田さんは、エフエム山口で、朝の音楽＆情報番組「PURE Morning」（月〜金　7:30〜11:00　金曜担当）を担当。元気な声でリスナーを勇気づけています。
「ボンジョルノ♪　朝のワイド番組『PURE Morning』金曜担当、イタリアと釣りをこよなく愛す山田香織です。リスナーさんからもBuon Giorno（ボンジョルノ）とイタリア語の挨拶から始まるメールが届くのですが、これがとっても嬉しい！また、鯵が釣れた！鯛が釣れた！と、釣りの話題で盛り上がるのも私の担当日の特徴です。あなたの釣りのお話もぜひ聞かせてくださいね！誰かの笑顔に繋がる放送を目指して頑張ります！チャオ〜♪」
イタリアと釣りを愛する山田さんが知る地元スポットとは、どこでしょう？

スペインレストランもある絶景夕日スポット

自然がいっぱいの山口県で、山田さんが推すのは、山陽小野田市の焼野海岸。絶景夕日スポットとして知られています。
こちらは、山陽小野田市のシティセールス課観光振興係・渋谷桂介さんが概要を説明してくれました。
「もともとは石炭の採掘などをしていた場所でしたが、海と山の野外レクリエーションの場として整備されて、1994年に完成しました。人口の砂浜ですが、海水浴、バーベキュー、マリンスポーツが楽しめます。そして、日本の夕陽100選に選ばれています。美しい夕陽が眺められ、最近はインスタスポットとしても有名です。」

海岸だけでなく、近くには温泉もあります。
「きらら交流館が海岸に隣接しています。食堂もあり、企業や学生の研修、セミナー、法事などでも利用されています。館内にはトロン温泉が入っていて、露天風呂からは焼野海岸が見渡せます。利用者は地元の人が多く、年間15万人に達するほどです。また、近所に民間のレストランのスペイン料理・ソル･ポニエンテがあり人気です。建築家の隈研吾さんによる設計で、ディナーを取りながら焼野海岸の夕陽が眺められる抜群のロケーションです。」

新国立競技場の設計を担当した隈研吾氏の作品はまだあるそうです。
「きらら交流館の南には、隈研吾さんの設計のきららガラス未来館があります。山陽小野田市はもともと製陶業が盛んで、窯業の街として発展してきました。そこで、新しい市の文化を創造し全国へ発信するために、当地出身のガラス造形作家・故竹内傳治氏がガラス文化を山陽小野田市にもたらしました。館内ではアクセサリー作りや絵付けなどのガラス体験を行うこともできます。」

珍しい体験学習は、この街ならではです。渋谷さんに山口県のいいところを聞いてみました。
「山口県は海鮮がおいしい地域ですね。瀬戸内は漁業メイン、日本海側にいくと澄んだ海に癒やされます。災害も少なく、住みやすいので、移住される方も多いです。ぜひ一度遊びに来てください。」