語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2019年02月17日(日)

幸せの連鎖

ボクの宿主は37歳の美穂さんです。

美穂さん:「なかなか進まないな〜」

最近導入された、スーパーのセルフレジ。
慣れない人が多くて、行列です。

順番を待っている間、美穂さんが思い出したのは、
平成元年の4月。

店員さん:「いらっしゃいませ〜」

6歳の美穂ちゃんは、チョコレートが大好き!
今日も、お小遣いの50円を握りしめて、近所のスーパーに。
ところが、いつものようにレジに並んでお金を出すと…。


店員さん:「ごめんね。今月からこのチョコは、50円じゃ、買えないだ。
消費税っていうのがあってね。」

美穂ちゃん:「しょうひぜい?」

助けてくれたのは、後ろに並んでいたおじさん。

美穂さん:「あの時は、本当に嬉しかったなぁ〜」

今では顔も覚えていないけれど、人情を感じる平成の思い出だね〜。

あれれ、美穂さん!
あのおばさん、セルフレジがうまく操作できないみたい。

美穂さん:「お手伝いしましょうか?」

あは! 今度は、美穂さんが助ける番。
困った時は、お互いさまだね。

ボクら乳酸菌は、昔も今も、仲間同士、協力しあっているよ。
助け合って、幸せの連鎖が続くといいね。

じゃあ、また、日曜のお昼に!

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