ボクの宿主は19歳、パティシエを目指している、希ちゃんです。
修行の毎日は単調で、今日は気分転換。
草木染めの体験バスツアーに参加しているよ。
職人さん「ようこそ、いらっしゃいました」
山あいにある草木染め工房の職人さん。
職人さん「今日はみなさんに、“桜染め”を体験してもらいます」
希ちゃん「へ〜、桜染めかぁ〜。
お菓子もこの時期は、桜をよく使うもんね〜。
でも、このあたりは、まだ桜が咲いていないみたいだけど…」
心の中で、そう思っていると…。
職人さん「今日の主役は、こちら、桜の小枝です!
桜染めには、花ではなく小枝を使うんです」
希ちゃん「え〜、そうなのぉ?」
職人さん「これを煮出していくと、キレイな桜色が現れるんですよ。
桜は美しく咲くために、冬の間、少しずつ、枝の中に色をたくわえているんです」
へ〜、知らなかったね、希ちゃん。
希ちゃん「パティシエとして花を咲かせるには、私も技術をたくわえないと、ってことかなぁ」
あは!
希ちゃんの頭の中は、いつだって夢のことでいっぱいなんだね。
ボク、感心しちゃうよ。
番組は来週で最終回だけど、ボクら乳酸菌は、夢に向かって頑張る希ちゃんを応援しているよ。
もちろん、これからもずっとね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!