語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2018年09月23日(日)

当たり前に感謝を

ボクの宿主は46歳。
かなり落ち込み中のパパさんです。

きのうの夜、家に帰ると…。

ママ: 「実家に帰らせていただきます」

え〜っ!!奥さんからの置き手紙?!
う〜ん…。理由がさっぱりわからないんだよね。

コーヒーの香りで目覚めた朝。

パパさん:「あれ? ママ? 戻ってきた?」


あいちゃん: 「おはよ。パパ。 はい。朝ごはん」
あは! 娘のあいちゃん! ママさんじゃなかったけれど…。

パパさん: 「へー、初めてじゃない?
パパに朝ごはん作ってくれるなんて。感激だな〜。ありがと」

娘さんの優しさが、とっても嬉しいパパさん。
すると…。

あいちゃん: 「ママにも、いつも感謝の言葉を伝えていれば、ねぇ?」

あいちゃんから、ハッとする言葉。

パパさん: 「そういえば、ママにお礼、言ったこと、なかったかも…」

当たり前のことでも、いつも感謝を忘れずに。

パパさん:「今日、ママを迎えに行ってくるよ…」

あいちゃん: 「あ!大丈夫。ママ、田舎の稲刈りの手伝いに行ってるだけだから」

パパさん: 「え?」

パパさん、明日は十五夜。
農作物の収穫に感謝する日だよ。
料理上手なママさんにも、感謝の言葉、伝えてほしいな。

ボクら乳酸菌の当たり前は、
みんなの健康をサポートすること。

じゃあ、また、日曜のお昼に!