ボクの宿主は37歳の美穂さんです。
美穂さん:「なかなか進まないな〜」
最近導入された、スーパーのセルフレジ。
慣れない人が多くて、行列です。
順番を待っている間、美穂さんが思い出したのは、
平成元年の4月。
店員さん:「いらっしゃいませ〜」
6歳の美穂ちゃんは、チョコレートが大好き!
今日も、お小遣いの50円を握りしめて、近所のスーパーに。
ところが、いつものようにレジに並んでお金を出すと…。
店員さん:「ごめんね。今月からこのチョコは、50円じゃ、買えないだ。
消費税っていうのがあってね。」
美穂ちゃん:「しょうひぜい?」
助けてくれたのは、後ろに並んでいたおじさん。
美穂さん:「あの時は、本当に嬉しかったなぁ〜」
今では顔も覚えていないけれど、人情を感じる平成の思い出だね〜。
あれれ、美穂さん!
あのおばさん、セルフレジがうまく操作できないみたい。
美穂さん:「お手伝いしましょうか?」
あは! 今度は、美穂さんが助ける番。
困った時は、お互いさまだね。
ボクら乳酸菌は、昔も今も、仲間同士、協力しあっているよ。
助け合って、幸せの連鎖が続くといいね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!