語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2019年09月01日(日)

微力だけど無力じゃない

ボクの宿主は25歳の女性。
営業部の中村さんです。

中村さん:「はぁ〜」

最近、成績が上がらず悩み中。

ピンポンパンポン

アナウンス:「避難訓練です。みなさん、一旦作業を中止して、避難集合場所に集まってください。」

今日は防災の日。
このビルでも、毎年恒例の避難訓練です。

中村さん:「どうせマンネリなんだし、今日はパスしちゃおうっかなぁ〜」(※心の声)

あれれ。中村さん、悪魔の声が囁いてるね。

でも…。

加藤さん:「日頃の備えって、微力だけど、無力じゃないんだよな〜」

この声は、営業部のエース、加藤さん。

加藤さん:「営業だって、日頃からお客さんとコミュニケーションをとって、お客さんの望みに備えるから、結果に結びつくんだしさ。
ほら、ぐずぐずしないで、避難するぞ!」

さすが営業部のエース!
心構えが違うね〜。

中村さん:「日頃の備えが大切なのは、防災も営業も同じってことか。
避難訓練、サボってる場合じゃないなぁ〜」

そうそう、備えあれば憂いなし。
悩むより、行動だよ!

ボクら乳酸菌は、とっても小さいけれど、みんなの健康を支える、大きな力なんだ!
いつもおなかに乳酸菌、備えてほしいな!

じゃあ、また、日曜のお昼に!