ボクの宿主は40歳の亜紀子さんです。
憂鬱な顔をしているのは、小学2年生の息子、ジュンくん。
亜紀子さん:「虫歯は放っておいたらもっと悪くなるし、終わったらご褒美あげるから、ね!」
嫌がるジュンくんをなだめすかして、やっとの思いで歯医者さんに。
ところが…。
歯医者さん:「はい! 大きく口をあけて〜」
ジュンくん:「んんんんんん」
あれれ? ジュンくんのお口が開かない!
どーしよ〜、亜紀子さん。
歯医者さん:「じゃあ、お母さんがお手本を見せてあげましょうか!」
亜紀子さん:「えっ! お手本?」
わぁ〜、大丈夫かな〜。
実は、亜紀子さんも歯医者さんが苦手なんだよね。
歯医者さん:「あれ? お母さんも1本、虫歯がありますね〜」
うわ! 泣きっ面に蜂って、こういうことだよね!!
歯医者さん:「早めに見つかって良かったですね。じゃあ、削っていきますからね〜」
亜紀子さん:「う”ぅ▽■×%#*〜〜」
ジュンくん:「マ、ママ! ガンバって! 終わったらご褒美あげるからね!」
あは! 立場があべこべ。
このあと、ジュンくんも素直に治療を受けてくれて、ひと安心。
いいお手本になれたんじゃないかな。
ボクら乳酸菌は、おなかの中の優等生。
腸内細菌のお手本になって、おなかの調子を整えているんだ!
じゃあ、また、日曜のお昼に!