語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2021年04月11日(日)

縁は異なもの味なもの

ボクの宿主は15歳。
この春から高校生のつぐみちゃんです。

入学式はオンラインだったので、今日は、はじめての登校日。

新しい制服、電車通学、はじめてのことがいっぱいでドッキドキ!

つぐみちゃん「ともだち、できるかなぁ〜。
BTSファンの子、いるといいなぁ〜」

駅から学校までの通学路。
あれこれ想像しているつぐみちゃん。

ほら、もう学校についたよ。
つぐみちゃんのクラスは、1年B組。
さぁ、クラスメイトとご対面です!

冬馬くん「よ! つぐみ」

声をかけてきたのは、中学3年間ずーっと同じクラスだった、冬馬くん!

つぐみちゃん「えーーー! 高校でも同じクラス?
はぁ〜、腐れ縁って、こういうこと言うんだ〜」

拍子抜けの、つぐみちゃん。

すると…。

冬馬くん「腐れ縁っていうより、これはもう運命かもね?」

あは! 冬馬くんったら、アオハルだね〜。

つぐみちゃん「えっ、な、なに、言ってるのよ、もう〜(汗)」

うふ。つぐみちゃんも意識しちゃって〜!
青春のはじまりはじまり〜!

ボクら乳酸菌との出会いも大切にしてね。
縁は異なもの、味なもの、だよ!
じゃあ、また、日曜のお昼に。