ボクの宿主は小学6年生。
運動が苦手なマサヤくんです。
この間の運動会でも、見せ場なし。
女の子には、まるでモテないんだよね〜。
男性教師「じゃがいもの芽は、包丁のあごでしっかり取ってね〜」
家庭科の調理実習。
マサヤくんは、大好きなスミレちゃんと同じ班です。
「スミレちゃんの手料理が食べられる…」って、それは妄想しすぎ〜!
でも、気持ちはすっごくわかるよ〜。
好きな子の手料理、食べてみたいよね。
ところが…。
スミレ「あっ!」
スミレ「ん〜ん。なんか手がヌルヌルする〜」
あれ? スミレちゃん、包丁さばきがいまひとつ。
あぁ、危なっかしくて、ボク、見てられないよ〜。
お! マサヤくん、代わりにやってあげるんだぁ。
やさしいね〜。
スミレ「へー、マサヤくん、上手だね〜」
野菜炒めも強火でチャチャッと!
スミレ「わぁ、シェフみたい! かっこいいーーー!」
あは! マサヤくんたら、おだてられて、全部自分でやっちゃってるよ。
でも、料理ができるってポイント高いんじゃない?
自分の得意分野をもっと磨けば、モテモテも夢じゃないかも。
ボクら乳酸菌は、おなかの調子を整えることが得意なんだ。
ボクらは、毎日モテモテだよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に。