ボクの宿主は53歳の葵(あおい)さんです。
葵さん「パ〜パ〜、聞いてよ〜。
タケルったら、また未読よ、未読。
既読スルーならまだしも、読んでもくれないのよ〜」
葵さんがボヤいているのは、息子のタケル君のこと。
いくらメッセージを送っても、無視されちゃうんだよね。
葵さん「はぁ〜、男の子ってホントにわかんない。」
タケルくんは、長〜い反抗期の末、高校で寮生活。
葵さんは、離れて暮らすのが寂しいんだよね。
そんなある日。
突然、タケルくんから届いたのは、back numberのCD。
最近、大好きな曲なんだって。
葵さん「『手紙』。へ〜、どんな曲だろう?」
歌詞カードを見ると、そこに綴られているのは、育ててくれた人への感謝の気持ち。
葵さん「“愛されていることにちゃんと気づいていること、いつか歌にしよう”だって。」
葵さんの思い、タケルくんにしっかり届いていたんだね〜。
葵さん「あの子ったら、テレちゃって」
でも、立派に育ってくれたじゃない💕
葵さん「あ、そうだ! ありがとうスタンプ、いっぱい送っちゃお!!」
あは! それはホドホドにしないと〜、また未読になっちゃうよ。
ボクら乳酸菌は、おなかいっぱいに愛情を注いでいるんだ。
ねぇ、気づいてくれてる?
じゃあ、また、日曜のお昼に!