ボクの宿主は43歳。
本を読むのが大好きな純子さんです。
最近、気になっているのが、娘のユウカちゃんとパパの視線。
お米を研いでいる時も。
身支度をしている時も。
気がつくと、こっそり覗いているんだよね。
なにか、言いたいことがあるのかなー? なんだか、よそよそしいなぁ〜。
そんな日曜日の朝。
目が覚めて、リビングへ行くと…。
ユウカちゃん「じゃーん! おはよう!」
あれ? 段ボールで出来た、これは…お城?
ユウカちゃん「ママ、いつもありがとう!」
あれれ、これはいったい?
パパさん「やっぱり、ママは気づいていないと思った。
今日は母の日だろ〜」
あぁ、母の日。
ユウカちゃん「パパと一緒に作ったんだぁ〜、ママのお部屋」
えぇ、ママのお部屋?
ユウカちゃん「私には自分の部屋があるのに、ママにはないでしょ。
たまにはママも、一人になりたいかなぁ〜って思ってさぁ〜」
あは! ママが欲しがっているものを探るために、いつもこっそりのぞいてたんだね〜。
ママさん、段ボールのお部屋、居心地はどう?
ママさん「くつろぐわぁ。集中できそうだから、本を読むのにちょうどいいかも」
ボクら乳酸菌も、居心地のよいおなか作りを目指しているよ。
お母さん、いつもありがとね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!