語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2022年08月21日(日)

無限の夢

ボクの宿主は小学6年生、発明クラブの部員、マモルくんです。

世の中の困りごとを解決する、発明。
ただいま、リビングで考え中です。

マモルくん「なんかないかなぁ〜、画期的なアイディア」

かれこれ1時間、こうして考えてるんだよね。

そんなことはおかまいなしのママさん。

ママさん「ほらー、どいて、どいて! 掃除の邪魔だよ〜」

マモルくん「掃除機かぁ〜、掃除機ね〜」

マモルくんも、ママさんのことは眼中にないみたい。

マモルくん「CO2を吸い込む掃除機とか、CO2がくっつく磁石が作れたら、最高なのになぁ〜」

お! ナイス・アイディアだね〜。
でも〜。

マモルくん「そんなものが小学生に作れるわけないし〜」

悩み続けるマモルくん。

すると…。

ママさん「マモルがそこをどいてくれたほうが、掃除機をかける時間を短縮できて、CO2の削減になるんだけどなぁ〜」

あは! 現実的なママさんに、一本とられたね〜。

でも、マモルくんのアイディアは、いい感じ。
今すぐに作れなくても、考えることを諦めないでほしいな。

マモルくん「太陽光発電機つきの掃除機なら、作れないかなぁ〜」

そうそう、その調子!

ボクら乳酸菌は、みんなの無限の夢を応援しているよ!

じゃあ、また日曜のお昼に!