ボクの宿主は4歳、最近、お兄ちゃんになったカズくんです。
でも、今日も朝からグズりっぱなし。
カズくん「やーだぁ、も〜、▽○#$“&%」
だって…。
赤ちゃんは泣いてばっかり。
ママさんはその度に、赤ちゃんにつきっきりなんだよね。
カズくん「ボク、赤ちゃん、キライ!」
あぁ、思わず、言っちゃった…。
本当は、
「ママ、ボクだって、おなかが空いているんだよ」
「ママ、ボクを見て! ボクと遊んでよ」
って、言いたいんだよね〜。
その日の夜。
ママさん「カズくん、ちょっとこれ見て、カズくん、かわいいね〜」
そう言って、ママが見せてくれたのは、カズくんのアルバム。
生まれた頃の写真がいっぱいだよ〜。
ママさん「これは、カズくんが初めておうちに来た日の写真。
こっちは、ママのミルクを飲んでるところ。かわいいでしょ〜」
カズくんの笑った顔、泣いた顔、寝ている顔がいっぱいだぁ〜。
カズくんも、すっごく愛されてるね〜。
ちょっと安心したんじゃない。
カズくん「あ、ママ、赤ちゃんが泣いてるよ。行ってあげて」
あは! カズくんがお兄ちゃんになった瞬間だね。
ボクら乳酸菌は、おとなになっていく子どもたちのこと、ずーっと見守っているんだ。
一瞬一瞬、逃さないようにね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!