ボクの宿主は58歳、これからドライブ旅行へ出発する高広さんです。
玲子さん「ね〜、パパ〜。外車のオープンカーなんて、ちょっと贅沢なんじゃない?
それに、年甲斐もなくて恥ずかしいし…」
レンタカー屋さんで、小声で話しているのは、妻の玲子さん。
高広さん「たまには、いいんじゃないの?
夫婦水入らずなんて久しぶりなんだしさ」
子どもが独立して、ひと段落。
高広さんは、玲子さんを労いたいんだよね。
予約した宿の部屋も、露天風呂つき。
玲子さん「わぁ〜、こんなお部屋、はじめて〜。景色も最高っ!」
気に入ってくれたみたいで一安心。
高広さん、サプライズ大成功だね。
すると…。
玲子さん「なんだか、新婚旅行みたいだよねー、タカヒロ」
えぇ?! タカヒロ?
「パパ」じゃなくて「タカヒロ」?
久しぶりに名前で呼ばれて、びっくり! 逆サプライズだよ!!
高広さん「お、おれ、ちょっと大浴場、行ってくるわ」
あは! 高広さんたら、テレちゃってる。
でも、こんなサプライズがあるから、旅も、たまの贅沢も、止められないよね。
明日からの日常も、また頑張れそうじゃない?
ボクら乳酸菌は、平凡な日も、特別な日も、みんなの味方だよ。
それが、僕らの日常なんだ。
じゃあ、また日曜のお昼に。