語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2023年12月10日(日)

ノーベル賞への道

ボクの宿主は10歳、好奇心旺盛なマナちゃんです。

マナちゃん「パパ、ノーベル賞って、なんでこんなに注目されるの?」

今日はノーベル賞の授賞式。
朝から話題になっているから、気になったんだよね。

さっそく検索して、教えてくれるパパさん。

パパさん「えーっと。ノーベル賞っていうのは、毎年“人類に最も貢献した人に贈られる賞”で、歴史も長いし、そうそう、今年は、新型コロナウイルスのワクチンの基礎になっている仕組みを開発した、カタリン・カリコさんたちが受賞するからね」

うん。世界を救った大発明。
注目されるのは、納得だよね。

すると…。

マナちゃん「じゃあさ、私は、どうすればノーベル賞を受賞できるかな?」

おっ〜と! この答えは、検索しても出てこない。
パパさんはどう思う?

パパさん「正解かどうかはわからないけど、ノーベル賞を受賞した人は、みんな気になることを追求し続けて、困難にあっても諦めないんだよね。
“継続と粘り”、秘訣はコレなんじゃないかな?」

あは! パパさん、ナイスアンサー!

パパさん「だから、マナだって」

マナちゃん「え! やっぱ、そう思う?
実は、ずっと気になってることがあって…」

あは! ノーベル賞への道は、もうはじまっているんだね。

ボクら乳酸菌は、おなかの健康を追求しているんだ。
決して諦めないからね。

じゃあ、また、日曜のお昼に!