ボクの宿主は75歳の三郎さんです。
5年前、年賀状じまいを宣言したんだけれど、今、また書きたくなって、困っています。
娘さん「いいんじゃない。前言撤回したってさ」
娘さんは、そう言うけれど…。
三郎さんの座右の名は「初志貫徹」
信念を曲げるようで、気が引けるみたい。
娘さん「そんなこと言ったって、年賀状でもSNSでも、年のはじめに人とのつながりを感じられるのって、やっぱりいいもんなんだしさ!」
三郎さん「そうなんだよ。
コロナ期間中、思いがけず受け取った年賀状が、本当に嬉しくてなぁ」
そう言うと、突然、筆を出して、絵を描き始める三郎さん。
三郎さん「実は、黙ってたけど、絵手紙教室にも通いはじめたんだよ」
なぁ〜んだ。娘さんに背中を押されるまでもなく、描く気、満々だったんじゃない。
娘さん「もう、お父さんたら、世話が焼けるなぁ〜」
あは! その絵は、お世辞にも上手いとは言えないけれど、味があって“ヘタウマ”って感じ。
確実に、笑いを誘うことはできそうだよ。
三郎さん「よーし! 来年は年賀状で、初笑いを届けるぞ〜」
ボクら乳酸菌は、おなかの調子を整えて、みんなに笑顔を届けているよ。
初笑いにも、乳酸菌。
じゃあ、また、日曜のお昼に!